Oculus、基本システム「Rift Core 2.0」のβ版を公開 手を使った操作でより直感的に
Oculusは米国時間6日、同社のPC向けVRゴーグル「Rift」向け基本システムの最新版となる「Rift Core 2.0」のβ版を公開した。10月の開発者向けイベント「Oculus Connect 4」で発表したもので、Oculusアプリの設定画面を開いてメニューからベータ登録することで利用可能になる。利用のためにWindows 10環境のPCを用意し、NVIDIA/AMDのグラフィックカードでアップデーターを適用することを推奨している。英文だがRift Core 2.0のユーザーガイドも公開した。
例えば、アイコンが横方向に並ぶメニューバー「Dash」など、操作体系がモーションコントローラー「Oculus Touch」の利用前提に変わったのが大きな特徴だ。PCのデスクトップ画面をVR内に表示するバーチャルデスクトップ機能も用意。VRの中でも平面のゲームを開いたり、音楽を聴いたり、メッセンジャーでやりとりしたりといったことが可能になる。
ほかにもホーム空間のカスタマイズに対応し、家具や壁紙を変えたり、ゲームのアチーブメント(実績解除)を飾るといったことが可能だ。Oculusは専用ページにてユーザーのフィードバックを受け付けているので、ぜひ使ってみて感想を送っておこう。
Oculus Dash
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