「Raw Data」Surviosの新作はVRランニングアクション!「Sprint Vector」【E3 2017】
6月13~15日にアメリカ・ロサンゼルスで開催されたゲームの祭典「E3 2017」。South Hallにはインディーズゲームの展示コーナーの一つである「IndieCade」が出展していた。ちなみにもう一つインディーズの展示コーナーは会場近くの駐車場に構えているインディーズパブリッシャー大手の「Devolver Digital」(ケータリング付き)。
ここで大きくエリアを取っていたのがVRガンシューティングゲーム「Raw Data」を開発したロサンゼルスの開発スタジオ「Survios」。「Raw Data」は現在Steam/Oculus Homeでアーリーアクセスが行われており、9月に正式ロンチとしてPlayStation VR版も発売される予定。PC版にはPvPモードも追加されることも発表している。
「Raw Data」は23世紀のネオ新宿を舞台にロボット軍団と戦うアーケードスタイルのCo-opガンシューター。
Raw Data – Early Access Trailer 2: Oculus Launch
Raw Data: Hostile Takeover (PvP) Teaser
そして、もう一つの新作が「Sprint Vector」。こちらは対戦モード(オンライン/LANリンク)を搭載したランニングアクションで、プレイヤーはモーションコントローラを持ち、腕を振り下ろして“走る”というアクションをベースにジャンプ、飛行、ボルダリングを駆使してライバルより一瞬でも先行するというものだ。
現時点ではスピードアップが実装。将来的には妨害などのアイテムも用意されるようだ。
Sprint Vector – Game Play Teaser
足を動かさず手だけで走る感覚が楽しめるの? と思いつつ一度遊んでみたのだが、この腕を振り下ろして走る感覚がそのままプレイヤーの走りに直結するのが非常に楽しい。もちろん、早く走ると体力を使って汗も無茶苦茶かく(筆者は超絶が付くレベルの汗かきです)ので連戦は厳しいけど……。
Sprint Vector – Sizzle Reel こんな風に遊びます
「Sprint Vector」は今のところはPCのみのリリース。ロケーション向けが夏に先行稼働し、一般向けは今冬リリース予定。
IndieCadeではシンガポール・Gattai GamesのホラーVR「Stifled」も展示されていた(参考記事)
(TEXT by Shogo Iwai)
*E3 2017のレポート記事まとめはこちら
●関連リンク
・Survios(英語)
・Raw Data(英語)
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