「Hop Step Sing!」水着PVの新曲、フライトシューティングなど多彩な出展 インディー通りレポート・その2【ぜんため】
去る8月5・6日に岐阜県・柳ヶ瀬商店街で開催された回遊型ゲームイベント「全国エンタメまつり」(略称「ぜんため」)は好評の中終了した。ここでは前回取り上げられなかった「インディー通り」のVRコンテンツをお届けしたい。
●暗殺教室 バルーンチャレンジの時間
アルファコードは集英社と共同開発した「暗殺教室 バルーンチャレンジの時間」を出展。殺せんせーの顔が書かれた風船を銃やナイフで割っていくガンシューティングアクション。
間違って割ると武器が教科書などに置き換わるなどのおじゃま系風船なども。教室に仕掛けられた最後のトラップを発動させて殺せんせーの気をそらしているうちに触手を打ち抜くとステージクリア。HTC VIVE向けにSteamで配信されている。
●Hop Step Sing!新曲「気ままにサマーバケーション」
講談社「Hop Step Sing!」はなんと本邦初公開の新曲「気ままにサマーバケーション」をひっさげて登場。電車でGOして、その後は浜辺で……というストーリーのPVが楽しめ、新しい趣向もあるとか……8月10日ごろ(調整のためちょっと延期とのこと)Steamでの配信が予定されている。CDは8月23日発売。
Conquest of the Yggdrasil PV
キッズプレートはニコニコ超会議でも出展した「Conquest of the Yggdrasil」をVRゲームに特化させた形で登場。小型サイズに縮小してしまった自分がドローンに乗り込み、敵ドローンを破壊するというフライトシューティングとなっていた。VRだけでなくARでも楽しめるゲームということで試行錯誤をしながら開発が進められている。
●恐竜ミュージアムVR
Skeleton Crew Studiosは恐竜の骨をVRで楽しむシミュレータ「恐竜ミュージアムVR」を出展。恐竜の関節をドライバーで回したり、恐竜の骨を使ったアート作品を作れる。将来的には図鑑機能などを増やすといった機能向上を検討中。
●マヨナカ・ガラン
インディークリエイターとして唯一VRゲームを出展したCAVY HOUSEはVR対応アドベンチャーノベル「マヨナカ・ガラン」のVRデモを出展。まずはコミックマーケット92での頒布が決定(金曜日・東せ22a)、その後委託販売9月ごろに行うと発表している。
今回はTSUKUMOの協力によって、従来のこの手のイベントとは異なったバラエティ感あふれる展示になったことはVR未経験の人が多いであろう岐阜・中部エリアの人々には新鮮に映ったことだろう。「ぜんため」は来年も開催される見込みなので、この時はよりインディー・VRブースともにパワーアップしてほしいものだ。
●関連リンク
・全国エンタメまつり
・TSUKUMO
・アルファコード
・「Hop Step Sing!」公式サイト
・キッズプレート
・Skeleton Crew Studios
・CAVY HOUSE
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