PlayStation VRに新タイトル 「Rez Infinite」や「Modern Zombie Taxi Co.」が発表
ソニー・コンピュータエンタテインメント アメリカ(SCEA)は現地時間の5、6日、米国サンフランシスコにて「PlayStation Experience 2015」を開催している(ニュース記事)。5日には基調講演が開催され、音楽シューティングゲームの「Rez Infinite」やカーアクションの「Modern Zombie Taxi Co.」といったPlayStaiton VR対応タイトルが新たに明らかになった。
Rez Infiniteは、2001年にPlayStation 2/ドリームキャスト向けに発売されたもののVR版。音楽ゲームとシューティングの要素を合わせたような内容で、敵をロックオンして倒していく効果音がゲーム中のBGMと映像、振動とシンクロしていくことで、体験の高揚感を生み出していく。PS VR版は、1080pのフルHD、120fps、3Dオーディオに対応しているのが特長だ。
プロデューサーである水口哲也氏は、音楽ゲーム「スペースチャンネル5」や音楽ユニット「元気ロケッツ」などを手がける人物。セガ出身で、「Virtuality」や「Sega Rally Special Stage」といった90年代のVRブーム時に話題になった作品の制作にも参加している。
Modern Zombie Taxi Co.は、タクシーを運転してゾンビの乗客を目的地まで届けるのが目的のゲームで、京都に本社を置くヴィテイが開発した。2014年にはOculus Rift向けの「MODERN ZOMBIE TAXI DRIVER」が、インディーゲームの祭典「BitSummit 2014」にて大賞となる「朱色賞」を受賞して注目を集めていた。
基調講演の盛り上がりやその他のPS VRタイトルは別記事でお届けしよう。
(文/広田稔)
●関連リンク
・Rez Infinite(PlayStation Blog)
・The Modern Zombie Taxi Co.(PlayStation Blog)
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