ウエスタンデジタル
自動運転、人工知能、拡張現実、先進インフォテインメントなどの最先端アプリケーション向けに、大容量256GBの業界初3D TLC NAND車載グレードのe.MMC 組み込みフラッシュドライブを発表
主な内容
• ウエスタンデジタルのiNAND AT EM132組み込みフラッシュドライブは、先端機能向けにストレージを拡大したいと考える自動車メーカー(OEM)やティア1サプライヤー向けの車載グレードのソリューション
• 高容量ストレージのニーズは地図データやアプリケーションソフトウェアだけでなくコネクテッドカー、ADAS、自動運転・安全性機能、センサーや処理性能の増大、人工知能向けに拡大
ウエスタンデジタルコーポレーション(NASDAQ:WDC、以下ウエスタンデジタル https://www.westerndigital.com/ja-jp )は、自動車業界の拡大するストレージニーズに対応し、eコックピット、人工知能(AI)データベース、ADAS、先進インフォテインメントシステム、自律コンピューターなどの現在や今後のアプリケーションに対応する技術と容量を自動車メーカーやティア1サプライヤーおよびシステムソリューションプロバイダー向けに提供しています。自動車業界で初となる、64層3D NAND TLCフラッシュ技術を搭載する最大容量256GBの e.MMCの新製品Western Digital(R) iNAND(R) AT EM132 EFD http://wdc.li/6009E5CXB は、3D NANDの採用により、e.MMCとしてより長い期間の製品供給を可能にし、進化するアプリケーションニーズや拡大する容量要件に対応します。
Counterpoint Research社のリサーチディレクターでパートナーのニール・シャー氏は、次のように述べています。「ストレージは自動運転のコネクテッドカーにおいて最も急速に拡大する半導体アプリケーションの1つです。先進の車載インフォテインメント(IVI)、AI、センサー駆動自動運転システムはエッジにおいてローカルで処理、保存される必要のある膨大なデータを生成します。1台の自動車に必要なストレージ容量は2022年までに平均で2TB以上に膨れ上がる見込みです。」
大容量ストレージは、車載向けには地図データ、アプリケーションソフトウェア、ユーザー情報などを保存するために活用されてきましたが、データレコーダー、デジタルクラスター、ゲートウェイ、V2X通信、ADAS、AI、自律コンピューターなど、次世代の自動車アプリケーションに拡大しつつあります。このような傾向に伴い、最大105 oCの動作温度範囲や、これらのアプリケーションに欠かせない品質要件、信頼性要件のサポートなど、過酷な車載環境に合わせて設計されたフラッシュメモリーのストレージが必要となります。
ウエスタンデジタルのデバイス担当シニアディレクター、オデッド・サギーは次のように述べています。「優れた品質と信頼性の要件を満たした大容量ストレージは、自動車業界で急速にスタンダードになりつつあります。業界初の3D TLC NAND e.MMC組み込みフラッシュドライブは、次世代アプリケーションの要件を満たすための機能セットと仕様に基づき設計されています。」
iNAND AT EM132 EFDはIATF16949認証を取得し、AEC-Q100に準拠した製品です。また、ISO26262のNANDフラッシュ安全機構ガイドラインを遵守しており、自動車の高負荷のワークロードにも対応する以下のような豊富な車載向け機能セットを搭載しています。
・ 高度なヘルスステータスモニタリング(健全性の監視)
・ 温度管理
・ 自動および手動リードリフレッシュ
・ 堅牢な電力管理(電源瞬断耐性の強化)
・ JEDEC標準を上回るデータ保持
Western Digital iNAND AT EM132は、最先端のデータ保護や誤り訂正テクノロジーを採用し、高い製品信頼性を実現しています。
提供時期
ウエスタンデジタルは現在、OEMおよびティア1サプライヤー向けにiNAND AT EM132 http://wdc.li/6009E5CXB をサンプル出荷しています。詳しくは、当社ウェブサイト http://wdc.li/6003Eez8L をご覧ください。
関連資料
・ 製品概要 http://wdc.li/6009E5CXB
・ 自動車関連ブログ(英語) http://wdc.li/6000E9jrE
■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタルは、データ社会が発展する環境を創造し、かつてなく多様化するデータの保存、保護、アクセス、変換に必要なイノベーションを推進していきます。先進的なデータセンターからモバイルセンサー、パーソナルデバイスまで、データが存在するあらゆる場所において、業界をリードするウエスタンデジタルのソリューションはデータの可能性を広げます。ウエスタンデジタルは、Western Digital(R)、G-Technology™、SanDisk(R)、およびWD(R)のブランドでデータ・セントリック・ソリューションを展開しています。
(C) 2019 Western Digital Corporation or its affiliates. All rights reserved.
Western Digital、Western Digitalロゴは、米国およびその他の国におけるWestern Digital Corporation、またはその関連会社の登録商標または商標です。他のすべての商標類は、各所有者の財産です。製品仕様は予告なく変更となる場合があります。すべての製品が世界の全地域で提供されるわけではありません。
■Forward-Looking Statements
This news release contains certain forward-looking statements, including the expected availability, benefits, capacities, features, performance, pricing and versions of the iNAND Industrial e.MMC 5.1 EFD storage solutions. There are a number of risks and uncertainties that may cause these forward-looking statements to be inaccurate including, among others: changes to specifications from standards organizations, volatility in global economic conditions; business conditions and growth in the storage ecosystem; impact of competitive products and pricing; market acceptance and cost of commodity materials and specialized product components; actions by competitors; unexpected advances in competing technologies; our development and introduction of products based on new technologies and expansion into new data storage markets; risks associated with acquisitions, mergers and joint ventures; difficulties or delays in manufacturing; and other risks and uncertainties listed in the company’s filings with the Securities and Exchange Commission (the “SEC”), including the company’s most recently filed periodic report, to which your attention is directed. You should not place undue reliance on these forward-looking statements, which speak only as of the date hereof, and the company undertakes no obligation to update these forward-looking statements to reflect subsequent events or circumstances.
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
Read more