男も女もVRでカワイイ女児になれ! VR PARK TOKYO「ハッピーおしゃれタイム」レビュー

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*本記事はemifuwa(工藤P)さんのBlog「Unity+Oculus+MMD とりあえず書き留めておく場所」からの転載となります。

 
 

かわいい女の子になってキャッキャしたい!」という男性が、美少女アバターを使ってVRChatに雪崩込んでいるらしいと噂の昨今。

VRChatとは、ヴァーチャル・リアリティの世界で3Dモデルのアバターを使用し参加者と話が出来るという代物。ブラウザでも出来るのですが、ちゃんとVR状態で遊ぶには、残念ながらViveやRiftといったVRヘッドセット+高価なグラフィックボードを積んだPCが必要になってしまいます。「なんだよ~~持ってねえよ~~」と落胆した方も多いのではないでしょうか。

そんな皆様に朗報です!

VR PARK TOKYO 渋谷店で、今なら誰もが女児になることができます!

 

 

 
こちらの「ハッピーおしゃれタイム」は、体験者がかわいらしい女の子になり、好きなドレスを選んでお着替えしたあと、音ゲーライブを楽しみ、最後に写真まで撮れるというVRコンテンツです。

今年の夏頃、「ハッピーおしゃれタイム」のプロデューサーであるちえさんにテストプレイをさせていただいたのが、最初の出会いでした。

説明を聞いて「なるほどフムフム~そういうやつか……」的な感じで、初めからそれほど食いついたわけではなかったのですが……実際プレイしてみると……これは……!!!

えっこれは今すぐ池袋のゲーセンのプリクラ階に設置するべきでは??」「むしろなんでそうなってない???」と疑問符炸裂したレベルの仕上がりです。

では、「ハッピーおしゃれタイム」が、筆者にどのような衝撃をもたらしたのか、順を追って説明していきましょう。

 
 

ふわふわ・きらきら・かわいい・の世界観

「ハッピーおしゃれタイム」でまず注目されるのは、作品のルックスです。

VRコンテンツと言えば、ま~~~ゾンビを銃で撃つだの、ホラーな館に突入するだの、大型ロボットに乗り込むだの、ジェットコースターいくつあんだよ的なノリに塗れていて、若干食傷気味。

「ハッピーおしゃれタイム」が女性向けコンテンツであるか…という判断はとりあえず置いておくとして、まず「女性キャラクター(しかも少女)が主人公」である作品は、割と珍しいです。

 

「きなりせ すや」さんの手になるこちらのキービジュアルからもわかるように、ふわふわできらきら、ロリータであったり、いわゆる「ゆめかわいい」的な要素にあふれており、通常VRコンテンツによく登場するアニメ美少女的なルックスとは、だいぶ毛色が異なります。

ちなみに筆者自身は、こういう世界観が「嫌いではないしかわいいと思うけど自分とはだいぶ遠い」といった感覚。明らかに「すっごく好き!」というのでなければ、そのくらいの距離感の人は多いのではないでしょうか?

そんなわけで、それほど肩に力を入れずにプレイを開始しました。

2人プレイ可能ということで、友人と二人で並んでゴーグルをかぶっている状態です。

 
 

目の前には、お人形さんのような女児が立っていた

最初は一瞬、自分がどうなっているかにまで気がまわらないのです。

でもあれ……? この目の前のミラーらしきものに映っているおんなのこは……? もしや自分……??

ふと横を見れば、隣に居るのが、これまたお人形さんみたいにかわいいおんなのこ!!

向こうもこっちを見て、あわあわしています。

(※体験者はコントローラーを両手に持った状態。頭に装着したゴーグルとコントローラの位置が検出されるので、体験者が横を向けばアバターであるおんなのこも横を向き、腕も動きます)

かわいい~~~!!

あ、◯◯さんか!! めちゃくちゃかわいい!!

工藤さんもかわいいですよ!!

なるほどこういうことか~~~~~!!!

二人してひとしきり、「かわいい!」の言い合い。

自分だけじゃなくて、隣にいる子もかわいいんですよ! このあたりから急に気分が盛り上がってきます……!!

やがて、はたと自分がかわいらしいドレスを着ていることに気づきます。下を見れば、ふわりとふくらんだスカート。そして、ずらりと並んだ素敵なドレスたち!

あーこれすごい!目の色も選べるんだ!!

オッドアイも出来ますよ、オッドアイ!!

ほんとだ~~!! ドレス迷う……こっちのピンクのかわいいけど、もうちょっとおとなしめのこれも捨てがたい……

好きなヘアスタイルや、ヘアアクセなんかも選べるようになってます。

 

 
 

ふわふわ踊りながら、レッツショータイム!!! そして伝説へ……

悩み抜いてようやく自分のスタイルが決まると、次はライブが待っています…!!

ライブといっても、やるのは全身を使った音ゲー。飛んでくる星を音楽に合わせてキャッチします。

音ゲー自体はそれほど難しいものではなく、得意な人なら全クリア楽勝では?

もちろん隣にはおともだちが! 自分たちの姿を見ることが出来る状態でライブをするので、かわいらしいおんなのこである自分とお友達が、ドレスに身をつつんでリズムに合わせてキャッキャするさまを楽しむことが出来ます。

まさに!プリパラとかアイカツとかそういう……そういうあれじゃん!!!??

ライブが終わったら、最後は記念撮影!

たくさんあるフレームから選んで、おともだちとポーズを取り、記念写真を撮影することが出来ます…!!

どうやったらかわいいポーズになるか試行錯誤する方も居れば、受けを狙ってしまう人も。なぜ人はこういう時にジョジョ立ちをしてしまうのか。

気づけばすっかりエンジョイし、友人とキャーキャー言いながら楽しんでいる自分が居ました。

 
 

そういうのあんまり興味ない……人にこそやってほしい

かわいい女の子になり、ドレスに着替えて、リズムに合わせて踊って、写真を撮る」……そういうゲームを、自分が最初に想像していたよりもずっと楽しめてしまった。不思議です。

筆者は、ことさらにかわいくなりたいわけでもなく、アイドルになりたいわけでもない。その手のなりたい系願望は薄い方だと思っていました。

でも、やってみると気分がアガる……これはなんだろう……?

単純に、ゲームのビジュアルのセンスがいいから?バランスが絶妙で良く出来ているから?それとも?答えはまだいまひとつよくわかりません。

プレイした友人の中には「子どもの頃に憧れはあっても着られなかった、フリルのかわいい服を着たいという欲望が満たされた」という人もいました。もしかしたら、私もそうなのかもしれません。

ちえさん、きなりせすやさん、れいなさん、たった3人の女性が3ヵ月で開発したこのゲームは、あふれんばかりのきらきらとふわふわ、お砂糖にスパイス、そんな素敵なもので満たされています。

女性にプレイしてもらいたい……!! でも、男性にもめちゃくちゃプレイしてもらいたい……!!!

だから私は「ハッピーおしゃれタイム」を「女性向け」と位置づけるのには抵抗感があります。だって男性がやっても楽しいもん絶対!! でも女性にももちろんやってほしい!! 引き裂かれる心!!

ひとりでもプレイ可能ですが、できればお友達と一緒に行かれることをおすすめします。お友達もかわいくなるから

また、VRChatで美少女体験できない人も、ぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか……。

(*こちらのゲームは、VRChat用によくおすすめされているヘッドセット「VIVE」を使用していますよ……)

また、3人の女性がこの作品を作られたお話などは、こちらの登壇資料にまとまっています。こちらもとても面白いのでぜひ御覧ください!

 
 
(文/emifuwa

 
 
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●関連リンク
ハッピーおしゃれタイム
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