津南醸造株式会社

津南醸造株式会社(TSUNAN SAKE BREWERY、新潟県中魚沼郡津南町、代表取締役社長:鈴木健吾)は、メタバース空間「月面酒蔵 〜Lunar Brewery〜」に、「テーブルライス日本酒(Premium Table Rice Sake)」を体験しながら知ることができる新しいコンテンツを公開しました。
テーブルライス日本酒は、酒造りのために育てられた酒造好適米(酒米)ではなく、食卓で食べる食用米(飯米)を原料に醸す日本酒です。津南醸造は、魚沼産コシヒカリを100%使った純米大吟醸「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」で、この新しいカテゴリーを国内外に提案しています。今回のコンテンツでは、来場者がブラウザから空間に入り、展示を眺め、米を削り、雪の降る酒蔵を歩きながら、飯米で醸す日本酒の考え方に触れることができます。
コンテンツ概要
| 空間名 | 月面酒蔵 〜Lunar Brewery〜(津南醸造メタバース) |
| 公開日 | 2026年10月8日 |
| 参加方法 | パソコン・スマートフォンのブラウザから参加(アプリのインストール不要) |
| 参加URL | https://tsunanzyouzou.metatell.app/EkG5aXM/ |
| 利用料 | 無料 |
| 基盤 | 株式会社Urthが提供するWebメタバース「metatell」 |
| 主なコンテンツ | ① コンセプト展示 ② 解説パネル(精米シミュレーターを含む) ③ 雪の演出 ④ 雪・水・米・酒のスタンプラリー対応 |
| 言語 | 日本語・英語(画面のボタンで切り替え。展示パネル・解説パネル・道標がすべて切り替わります) |
4つのコンテンツ
① コンセプト展示:入室した正面に6枚のパネル
空間に入ると、正面に6枚のパネルが半円状に並びます。「魚沼産コシヒカリを、醸す。」から始まり、酒米と飯米の違い、雪が水になり米を育てて酒になるまでの流れ、国内外の食卓での取り組み、各国の品評会での評価、そしてテーブルライス日本酒の定義までを順に紹介します。パネルはクリックすると拡大して読むことができます。
日本語と英語の切り替え
画面左上のボタンで、日本語と英語を切り替えることができます。英語を選ぶと、展示パネル6枚、解説パネル、スタンプラリーの道標がすべて英語になります。海外の方にも、テーブルライス日本酒の考え方をそのままお伝えできます。
② 解説パネルと精米シミュレーター
画面左上の「テーブルライス日本酒とは」ボタンから、6ページの解説パネルを開くことができます。
なかでも「精米シミュレーター」では、スライダーを動かして米粒を削ることができます。精米歩合を100%から35%まで下げていくと、酒米と飯米の断面が並んで小さくなり、中心に残る白い部分(心白)の大きさの違いが見えてきます。精米歩合が70%・60%・50%を下回ると、それぞれ本醸造・吟醸・大吟醸の精米歩合の要件にあたることも表示されます。酒米が大きな白い芯を持つのに対し、飯米の芯は小さいまま。この差を越えて、飯米でプレミアムな日本酒に仕立てることが、テーブルライス日本酒の挑戦です。
③ 雪の演出:豪雪地帯の酒蔵へ
空間には雪が降り続きます。津南町は世界有数の豪雪地帯です。冬の雪が伏流水となって仕込水を育み、その水が魚沼産コシヒカリを育てます。雪は解説パネルのボタンでいつでも止めることができます。
④ 雪・水・米・酒のスタンプラリー
入室した場所で振り返ると、「雪」「水」「米」「酒」の4本の道標が立っています。足元の金色の輪に入るとスタンプが押され、4つ集めると、テーブルライス日本酒の考え方をまとめたカードが表示されます。雪から一杯の酒が生まれるまでの流れを、空間を歩きながらたどることができます。
テーブルライス日本酒(Premium Table Rice Sake)とは
テーブルライス日本酒(飯米日本酒)は、酒造好適米(酒米)ではなく、食卓で食べる食用米(飯米)を原料に醸すプレミアム日本酒のカテゴリーです。酒米は粒が大きく、中心に心白と呼ばれる白い部分を持ち、醸造に向くように選ばれてきました。一方、飯米は粘りや甘み、うまみといった食べたときのおいしさのために選ばれてきた米で、酒造りには扱いにくいとされてきました。
津南醸造は、世界有数の豪雪地帯である新潟県津南町で、魚沼産コシヒカリを100%使い、旗艦銘柄「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリEdition」を醸しています。同銘柄は、KURA MASTER 2024 純米大吟醸酒部門で金賞、ミラノ酒チャレンジ2025でプラチナ賞を受賞しています。料理に従うのではなく、食卓で料理と対等に並ぶ酒を目指しています。

代表コメント

「食卓に並ぶ飯米で日本酒を醸す、と聞いても、すぐには違いが想像しにくいと思います。だからこそ、米を実際に削ってみたり、雪の降る酒蔵を歩いてみたりと、手と足を動かしながら知っていただける場をつくりました。月面酒蔵は、いつか月で酒を醸す日に向けた私たちの構想の場所です。雪国の酒蔵の挑戦を、世界中どこからでも気軽にのぞいていただけたらうれしいです。」
今後の展開
津南醸造は、月面酒蔵の空間で、テーブルライス日本酒の考え方や雪国の酒造りを伝えるコンテンツを順次増やしていきます。あわせて、魚沼産コシヒカリと豪雪のテロワールを生かした酒造りを続け、国内外の食卓に向けてテーブルライス日本酒を届けてまいります。
津南醸造について

津南醸造株式会社は、新潟県中魚沼郡津南町に本社を構える日本酒を生産する酒蔵で日本有数の豪雪地帯に位置し、標高2,000m級の山々から湧き出る天然水を仕込み水として活用しています。
「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」をブランドコンセプトに、地元産の酒米「五百万石」を活用した伝統的な酒造りとともに、地元の食用米ブランドである「魚沼産コシヒカリ」を用いたテーブルライス日本酒の生産と販売を行っています。
津南醸造のWebページ: https://tsunan-sake.com/
