「ネットおしゃべりフェス」の遊び方 1対1のトークだけじゃない、生放送、物販、リアルギフトを解説

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PANORAでは、この5月より実証実験としてオンラインイベントの「ネットおしゃべりフェス」を開催しております。

ネットイベントというと、昨今の情勢を受けて無観客ライブの中継やZoomなどのツールを使い閉じられた状況で行う「ウェビナー」など多様な企画が展開されています。それらと比較すると、ネットおしゃべりフェスはリアルイベントに参加する興奮をネットで再現すべく、Zoom+YouTube Live+Boothという複数のツールを使うのが特徴です。

一方で、新しい概念で参加してみないとわかりにくいため、初めてチケットをご購入いただいた方々に向けて、遊び方や参加方法をまとめてみました。ぜひ事前にご確認ください。

なお「ネットおしゃべりフェス」の前段階には、PANORAで過去に主催してきたリアル会場の「VTuberおしゃべりフェス」があります。2019年2月、VTuberの接触系イベントの先駆けとしてZepp DiverCity(TOKYO)にて開催し、その後、ニコニコ超会議や単独での東京・大阪ツアー、ホロライブ編と合計4回実施してきました。

そこでわかったのが、同じイベントに参加している方々でも、下記のようなさまざまなニーズがあるということです。

・「推し」と会って話したい
・イベント後に同じ仲間と感想を語り会いたい
・イベント自体は参加できなくても、物販だけ欲しい
・直で会うのは恥ずかしいけどプレゼントや手紙を渡して応援したい
・フラワースタンドを贈って「推し」を華やかに飾りたい

ネットおしゃべりフェスでは、そうしたリアルイベントの様々な楽しみ方をネットでも提供します。


Zoomでの1対1のおしゃべり

イベントの核となるのが、Zoomを利用した1対1でのおしゃべりになります。チケット販売サービスの「LivePocket」にて2分券・3分券を購入し、パソコンかスマートフォンにZoomのアプリをインストール。当日までに運営から送られてくるURLをクリックしてZoom会場に入り、受付を済ませて「ラウンジ」と呼ばれるルームで全員が待機します。

待っている間は、ファン同士で声やチャットで話したり、YouTube Liveを見ながら配信にコメントでツッコミを入れたりと、自由にご待機いただけます。直接知り合いではないけど、同じ「推し」が好きな人たちがザワザワ、ドキドキしているあの感じ……。そんな現場の空気を味わいながら、順番が来たら運営の操作によって「おしゃべりルーム」に移動し、時間がきたらトーク終了。

あとは感想を語り合ったり、終了後にZoomで交流会をしたりと、ファン同士で親睦を深められます。感想はTwitterに「#しゃべフェス」のハッシュタグをつけて投稿していただければ、YouTube Liveの生放送でもご紹介します。交流会は、過去には「推し」の配信をみんなで見ながら夜中までZoomで盛り上がったという例もありました。

*Zoomのダウンロードはこちら

運営から送られてきた会場URLをクリックして、Zoomアプリで開きます。
同様に運営から送られてきたパスワードを入力します。
 「待機室」と呼ばれるルームにてお待ちいただき、1人1人「エントランス」に誘導してチケットを確認いたします。

オンラインのメリットは、待機列にいる間も自宅などでくつろいでいられるという点です。また、自宅コスプレやファングッズを身につけての参加、Zoomの画面共有機能を使うことでVTuberやアバターの姿で出現することも可能です。恥ずかしいという人は、カメラをオフにして声だけという選択もできます。物理的に遠くて旅費・宿泊費がかかるから会場に行きにくい、入院中など物理的に移動が難しいという方でも、ネットさえつながれば会いに行けるというのも利点です。

1対1で聞ける「推し」の声と笑顔は、なにより元気をもらえます。自分が辛いときに配信を見て励まされたという方は、そのお礼を直接伝えられる貴重な機会です。ぜひチケットを買ってご参加ください。


YouTube Liveの生放送

Zoomでのおしゃべりに並行して実施するのが、YouTube Liveでの生配信です。開演に先立って生放送をスタートして、本日の出演者を紹介。今回の物販やギフトを取り上げたり、初心者向けに過去動画を紹介したり、参加者がTwitterに投稿した感想をまとめた後に、出演者に戻ってきてもらって、本日贈られたギフトを振り返る──という流れです。

PANORAのYouTubeチャンネルはこちら

過去のおしゃべりフェスもそうでしたが、リアルイベントを開催すると通常、現地の様子が写真などが添えられてTwitterに投稿されていきます。そうしてみんなのつぶやきが集中し、ハッシュタグがトレンドに入ってTwitterがざわつけば、「祭りと聞いて我慢できずに駆けつけた」というご新規さんを呼び込むきっかけになります。

一方で、1対1のおしゃべり自体はいくら盛り上がっていても、生配信やSNSで完全オープンにするのは難しいもの。出演してもらっているタレントがいかに面白くて勢いがあるか、ファンのみなさまがどれだけ喜んでいるか。VTuberメディアとして知るきっかけを提供しているPANORAだからこそ、そんな熱気を可視化するために生放送を実施しています。


Boothでのオリジナル物販&おまけギフト

さらにイベント当日限定で、Boothにてオリジナル物販を行います。物販の一部は、商品を購入すると何らかのアクションが起こる「リアルギフト」が付属しており、生放送のスタジオに用意された出演者ごとの「神棚」にスタッフがお供えして「推し」を華やかにできます。

おしゃべりフェスのBoothはこちら

リアルイベントの物販で何かを買うのは、とても楽しいことです。自分が「あの場所」にいた証であり、「推し」を身近に感じられる要素にもなります。おまけとして用意されるリアルタイムギフトでは、ファンが協力してバルーンや花、ライトを贈って「推し」のハレの日を演出して、生放送中に喜んでもらえます。出演者ごとのユニークな演出も用意しているので、ぜひBoothをチェックしてください。

内部的には、出演者への還元を増やしたり、運営が次のイベントを行うための大切な原資となります。販売状況は配信で随時報告し、ベルを鳴らしたり、その場でバルーンに空気を入れたり、シャンパンを抜いたりと「生」の演出を入れて盛り上げます。


「神棚」へのお供え

生放送スタート時にまばらだったギフトも……
「推し」を喜ばせようと多くのファンのパワーが集結し、どんどん積まれて画面の「圧」が強い感じに成長します。お供えされたギフトはお持ち帰りいただきます。
高額商品では、リアル・バーチャルの両面で演出が入ってテンションをあげます。

リアルギフトの一部は、プレゼントボックスの機能も兼ねています。ファンとしては、「推し」に何かを贈って喜んでもらいもの。しかし、なまものや高額商品などはそもそも規約で禁止されていて贈ることができません。

また、ファンが多いタレントさんは「○○が好き」と過去に公言したものがプレゼントボックスに集中して、「気持ちは嬉しいけれど使い切ったり、置いたりできない……」という状況もあります。

「推し」が今この瞬間、何がほしいか。ネットおしゃべりフェスでは運営チームが代行して出演者にヒアリングしてギフトを用意し、生放送中に贈ってもらうことで「推し」の元に届けることを実現しました。より高額なギフトでは、クラウドファンディングのように少額を出資してもらい、規定人数が集まったら「ギフト達成」としてアイテムなどを出演者に届けます。

いつも無料の配信で元気をもらっている「推し」なら、何かでお礼を伝えたいというファンも多いはず。ぜひ「バーチャルプレゼントボックス」の仕組みをご活用ください。

●関連リンク
おしゃべりフェスBooth