愛知県岡崎市、高画質360度動画による観光PRが台湾のイベントで大盛況 動画制作にエジェも参加
愛知県岡崎市は、6月24日~26日に台湾・台北駅で開催された「日本の観光・物産博2016」にて、4K撮影による高画質360度動画で岡崎市の観光PRを行った。動画制作にはエジェのほか、日本を代表するクリエイター陣が参加している。
従来の観光PRイベントでは、パンフレット配布や観光ポスター掲示などによって行われてきたが、その魅力が直感的に伝わりにくいことが課題だった。この課題を解決するため、多数のVR動画などを制作し、日本でも最高水準のVR技術を持つエジェによる世界水準の本格高画質360度動画を用いて、岡崎市の観光名所観光を疑似体験できるPR動画を制作。観光PRイベント来場者向けに公開した。
映像コンテンツは、日本さくら名所100選にも選ばれている「岡崎公園のさくら」、中世城郭と近世城郭2つの特長を併せ持つ日本でも珍しい「清海堀」、国の重要文化財にも指定されている「大樹寺の将軍御成りの間の襖絵」、岡崎名産の「八丁味噌」の蔵風景など岡崎の歴史、文化に触れることができる内容になっている。またBGMは、動画のメインとなるさくらの花になぞらえ、花*花のこじまいづみさんによるオリジナル楽曲となっており、同楽曲のミキシングは、三代目J soul Brothersや浜崎あゆみさんのミキシングを手掛ける日本を代表するミキシングエンジニアの森元浩二.氏が担当した。
3日間で約12万人が「日本の観光・物産博2016」に来場。60以上出展されたブースの中で、岡崎市のブースは、360度動画の視聴希望者の列がブースの外にできるほど高い人気を博した。約7分の360度動画は、3日間で約1000人が視聴。見終わった人から、台湾語で「好(ハオ)」などのほか、日本語で「すごい」「いいね」という言葉をもらい、非常に好評だったという。
同動画は、エジェのiOS/Android向けアプリ「VR CRUISE」内でも配信されている。今後は、YouTubeでの公開や、岡崎市の公式観光アプリ「岡さぽ!」からのリンクなど、視聴環境を拡大していく予定だ。また、今後もイベントなどで「葵の紋」デザインの簡易型VRビューワーを配布するなど、より多くの人に岡崎市の魅力を360度動画で伝えていきたいとしている。
●関連リンク
・iOS VR CRUISE ダウンロード(AppStore)
・Android VR CRUISE ダウンロード(AppStore)
・愛知県岡崎市 公式観光アプリ 岡サポ! ウェブサイト
・岡崎市 ウェブサイト
・エジェ ウェブサイト