ROBOT、ABALに資本参加しVR事業に参入 独自VRシステム「ABALシステム」の営業窓口に
ROBOTは、ABALに資本参加し、VR事業に参入すると発表した。インタラクティブな映像体験を可能にする「ABALシステム」を開発するABALのの独占的営業窓口として、プラットフォームへのコンテンツ配信のほか、商業施設に新たなVRシステムを導入する事業を展開する。
ABALは、リアルタイムCG・VFX分野に強みを持つwise、画像認識・位置測定・空間認識技術などを活用したソフトウェア・ハードウェアの企画・開発を行うA440によるジョイントベンチャー企業だ。この2つの特長に、劇場映画を中心としたエンタテインメントおよび広告制作を行うROBOTの強みが加わり、3社のノウハウを持ち寄ることでハード・ソフト一体の革新的なVRシステム「ABALシステム」を開発。独自開発によって、VR空間内を自由に歩きまわってオブジェクトに触れたり、多人数で共有体験ができたりできるほか、ワイヤレスによって広い行動範囲が実現できるなど、競合システムに対しても優位性を有している。
ROBOTは今回のVR分野への参入にあたり、経営理念である「エンタテイメントを通じて、勇気と希望を社会に与える」企業として、ABALと共に革新的なVRサービスの創造に取り組んでいきたいとしている。
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・ROBOT ウェブサイト
・ABAL ウェブサイト