【速報】ポケモンGO、日本国内で配信開始!さあみんな、一緒に行こうぜ!次の冒険(室外)へ!!
Naianticは、任天堂および株式会社ポケモンと共同開発したiOS/Android向けARアプリ「ポケモンGO」を日本国内で配信開始した。基本プレイ料金は無料。海外での先行配信がし大ヒットを記録し、さまざまな話題が国内にも伝わってきていた。満を持して「ポケモン」の生まれ故郷である日本国内で配信を開始した形だ。
「ポケモンGO」は、位置情報とARを組み合わせ、スマートフォンの画面越しに見えるポケモンたちをゲットしたり、チームに所属してジムバトルを楽しんだりする、現実との連動を楽しむアドベンチャーRPGだ。「ポケモン」シリーズでおなじみの育成要素のほか、位置情報などを使ったスマートフォンアプリらしい遊びが多数取り入れられている。以下に、本作の基本的な要素を紹介していこう。
●ポケモンのゲットと育成要素
スマートフォンの画面越しには、現実世界にポケモンたちがいるように見える。ポケモンをゲットするには、自分で実際にさまざまな場所に足を運んで、モンスターボールを投げてゲットする必要がある。有名な観光地から町の路地裏まで、どこにどんなポケモンがいるかは実際に足を運ぶまでわからないが、出現情報をSNSなどを介して共有して楽しむといったことも可能だ。
ゲットしたポケモンの育成に加えて、本作ではプレイヤー自身もポケモントレーナーとして成長する。プレイヤーのトレーナーレベルが上がれば、より強力なポケモンと出逢えたり、より良い道具が手に入れられたりと、ゲームをさらに楽しめるようになる。
●全国のポケストップに立ち寄る
ポケストップは、モンスターボールをはじめとする冒険に欠かせない道具などが手に入れられる、いわば「拠点」だ。国内では、全国のマクドナルド店舗がポケストップになるというリーク情報や報道があったが、これについて日本マクドナルドも「コラボレーションを近々実施する」とアナウンスし、否定しなかった。正式発表も間もなく行われるものと思われる。
●チームでジムを守る
ポケモンのゲットやプレイヤーのトレーナーとしての成長とともに、本作の醍醐味となるのが、チームに所属しての「ポケモンジム」の入手および防衛だ。プレイヤーは、3種のチームからどれかひとつに属することになる。ジムもまた、全国のどこに設置されているかわからないが、プレイヤーはチームメンバーとともに、より多くジムを入手していくことになる。チーム同士によるジムの奪い合いももちろん発生する。そこで活躍するのはプレイヤーが育成したポケモンたちだ。自チームが手に入れたジムに自分のポケモンを配置し、他チームから奪われないように防衛しよう。
国内での配信開始に先駆た海外でのヒットをうけ、菅義偉官房長官の21日午前の定例記者会見で「わが国のコンテンツが海外を含めて広く親しまれていることは極めて喜ばしいことだ。今後ともこうしたコンテンツの海外展開をしっかり支援していきたい」とコメントを発表し大きな注目を集めると同時に、政府運営の内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)からプレイする上でのさまざまな注意点を発表するなど、国をあげてセキュリティに配慮しつつコンテンツを支援する姿勢を明らかにしている。これも異例の措置と言えるだろう。
ni( ^s^)c < 「#ポケモンGO」のリリースに先立ちまして、内閣サイバーセキュリティセンターより「おねがい」をお送りします。
みんながニコニコと安全に楽しめるように、ぜひ周りの方々、そして子供たちにお伝えくださいね♪ pic.twitter.com/cNc0QCvaA8— NISC@みんなのサイバー天気予報 (@nisc_forecast) 2016年7月20日
これまでも、同じくNaianticが手掛けた「Ingress」など、ARゲームのヒットタイトルは少なくない。しかし、世界中でここまで大きな「うねり」となっている事態は初めてのため、歩きスマホや特定の場所への不法侵入など、さまざまなトラブルも懸念されている。プレイヤーは、上記のNISCから発表された注意点などを参考に、自分の身を守る、あるいは他人を傷付けない安全なプレイをぜひ心掛けてほしい。
さあみんな、一緒に行こうぜ!次の冒険へ!!
●関連リンク
・iOS版 ポケモンGO ダウンロードページ(App Store)
・Android版 ポケモンGO ダウンロードページ(Google Play)
・Naiantic ポケモンGO 公式サイト
・株式会社ポケモン ポケモンGO 公式サイト
※7月22日11:50頃、内容を追記しました。