VRとサラウンドで生み出される恐怖「デジタルホラーハウス2016」8/5から大阪で開催
大阪電気通信大学は、8月5日~9日までグランフロント大阪にて「デジタルホラーハウス2016 ~またはテクノロジーと恐怖の二つ輪~」を開催する。VRと7.1chサラウンド音響による臨場感により、体験者に「人が驚かすのと同じぐらいの怖さ」を体感させる。入場無料で、事前予約も不要。
総合情報学部デジタルゲーム学科魚井研究室は「なぜ日本のお化け屋敷はこんなに怖いのか?」という疑問を追求した結果、それは「人が脅かすから」という答えにたどり着いた。「人がいないお化け屋敷を怖くできないのか?」という考察の取り組みが「恐怖を与える技術の自動化」研究だ。「デジタルホラーハウス」は、この研究成果の実演かつ実験場として2014年からスタートし、毎年盛況を博している。
「デジタルホラーハウス」は歩いて進む一般的なお化け屋敷の形態とは違い、部屋に入って恐怖を体験する滞在型となっている。首を動かすことで空間を360度見渡せるVRゴーグルを用いたバーチャル映像と、ヘッドフォンによる7.1chサラウンド音響によって、まるで自分がそこにいるかのような臨場感を味わえる。部屋に入ってスタッフが一度扉を閉めたら、終了までの約3分間は完全自動進行となる。尚、VRゴーグルはOculus Riftを使用する。
●デジタルホラーハウス2016 ~またはテクノロジーと恐怖の二つ輪~
・開催期間:8月5日~9日 11:00~19:00(9日は16:00まで)
・会場:グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル ザ・ラボ 2F アクティブスタジオ
(大阪府大阪市北区大深町3-1)
・入場料:無料
・事前予約:不要
(※体験は各回1名様ずつ先着順の入場ため、待ち時間が発生する場合があり)
・主催:VisLab OSAKA / 大阪電気通信大学
・共催:デジタルホラーハウス実行委員会
(魚井宏高・大阪電気通信大学総合情報学部デジタルゲーム学科 魚井研究室)
・協力:ナレッジキャピタル
●関連リンク
・大阪電気通信大学 ウェブサイト
・グランフロント大阪 ナレッジキャピタル ウェブサイト