HTC、サードパーティーにViveの周辺機器やアクセサリー開発を解放
台湾HTCは4日、米Valveと共同制作したPC向けVRゴーグル「HTC Vive」について、サードパーティーが位置トラッキングシステム「Lighthouse」を利用した周辺機器やアクセサリーを開発可能になったと発表した。開発希望者に向けて、米国でValveとSynapseが提供しているトレーニングプログラム(3日半、2975ドル)を、アジア圏向けに展開していくという。
HTC Viveの位置トラッキングシステムは「ルームスケール」と呼ばれており、2つのベースステーションを対角線上に置くなどして最大4.5×4.5mの範囲を確保して、ゴーグルやモーションコントローラーの位置を検出している。例えば、バーチャル空間の机に歩いて近づいて、その上にあるものをコントローラーでつまんで持ち上げるといった操作を実現してくれる。
HTC Viveのコントローラーは、現状、純正のスティック状のものしか用意されていないが、今回、サードパーティーに解放されたことで、ガンコントローラーなど多様化が一気に進むと予測される。