VRソリューションのジョリーグッド、ゲームアプリディベロッパーのgumiから1億円の資金調達を実施
ジョリーグッドは、gumiから1億円の第三者割り当て増資を実施した。この資金調達により、さらなるVRソリューションの拡充、開発・営業体制の強化、海外展開を推進していく。
ジョリーグッドは、独自に開発した撮影手法と、端末の傾きだけで直感的に操作できるスマートフォン向けのVRアプリケーション「GuruVR」を2015年9月に発表。2016年6月には、VRコンテンツ市場の活性化と品質の向上を目的に、テレビ局や制作会社が短期間で高品質なVR事業を始めることができるVR導入ソリューション「GuruVR Media Pro」を提供開始した。
gumiは、主にiOS/Android向けアプリのディベロッパーおよびパブリッシャーとして知られる。エイリムやスクウェア・エニックスをはじめとするゲーム制作会社と協業し、「ブレイブ フロンティア」や「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」といったヒットゲームを発表。近年はVR関連サービスへの取り組みも強化しており、VR関連企業へのファンド出資を通じた成長支援もその一環だ。
資金調達を行ったジョリーグッドは現在、北海道放送の「HBC VR」、MTS&プランニング(テレビユー福島系制作会社)の「アクアマリンふくしまVR」、東海テレビのSKE48「美浜海遊祭2016VR」、テレビ西日本の「VR九州」などを展開。テレビ局や制作会社との連携が数多く見られる。
同社は、今回の資金調達により、VRソリューションの拡充、開発・営業体制の強化、海外展開を推進していくとしている。
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・ジョリーグッド ウェブサイト
・gumi ウェブサイト