クアルコム、A&Tと共同でドローンのセルラー網利用実験 「CTIA Super Mobility 2016」で紹介

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クアルコムは、米国ラスベガスの「CTIA Super Mobility 2016」の開催にあわせて、A&Tとセルラーネットワークを利用したドローン「Unmanned Aircraft Systems(UAS)」のトライアルを実施すると発表した。ドローンが、LTEおよび5Gを含む将来のネットワーク上で安全に動作するかなどを分析することが目的。ドローンがセルラー網を利用することで、広範なカバレッジ、高速移動、強固なセキュリティ、高い信頼性、サービス品質(quality of service=QoS)が実現できるなど利点も多い。

 
トライアルで使用する機器は、ドローン開発プラットフォーム「Qualcomm Snapdragon Flight」に基づいている。クアルコムのサンディエゴキャンパスで今月から開始される予定で、連邦航空局(Federal Aviation Administration=FAA)から認可されている「UAS Flight Center」で行われる。同施設では、AT&Tの商用ネットワークの運用に影響すること無く、ドローンが商用セルラーネットワークを利用するテストが許可されている。

 
この研究開発によって、携帯電話基地局(セル)をまたがっての飛行でのカバレッジ、信号強度、移動性などを確認し、将来、見通しの無い環境(Beyond Visual Line of Sight=BVLOS)などでもドローンの運用を可能にする。操縦者は、見通しの無い環境でドローンが利用可能になることで、配送、遠隔検査・探索などが可能となる。

 
「CTIA Super Mobility 2016」では、クアルコムのCTOであるMatt Grob氏が基調講演の中でLTEドローンの利点などを紹介。また、クアルコムブースではLTEドローンのデモを映像で紹介する。

 
●関連リンク
クアルコム ブログ記事 Paving the path to 5G: Optimizing commercial LTE networks for drone communication(英語 動画あり)
CTIA Super Mobility 2016 ウェブサイト

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