九龍城をVRで探索! 「クーロンズゲートVR 朱雀」がPS VRで発売決定&クラウドファンディング開始
ジェットマンはPlayStation VR用ソフト「クーロンズゲートVR 朱雀」の開発に着手し、サウンドなどの開発費用を賄うためのクラウドファンディングをCAMPFIREで開始した。終了期日は11月28日を予定し、目標金額は300万円だが、開始15時間で目標金額は達成しており、すでにストレッチゴールに突入している。
「クーロンズゲート KOWLOON’S GATE -九龍風水傳-」は、1997年にソニー・ミュージックエンタテインメントから発売されたアドベンチャーゲーム。世界の崩壊を防ぐため風水師が九龍城を探索するというプロットで、初代プレイステーションのスペックを駆使した映像表現が話題となった。現在PS3/PS Vita向けゲームアーカイブスとしてCLARICE GAMES(シティコネクション)から配信されている。
VR版は同作の開発コアメンバーが設立したジェットマンが開発、PC版の試作品が試遊体験されたこともあった。この評判が高かったことからPlayStation VR版の開発に着手し、2017年5月の発売20周年に向けて「龍城路・クーロンフロントの一部」をVRで体験できるバージョンの発売を目指している。以後はエピソディック型のような追加コンテンツ配信に向けて模索をしながら、オリジナル版「クーロンズゲート」をVRで体験することを目指す、とのこと。
バック金額は3000円からで、スタッフロールへの参画やデジタルキャラクター化などがリワードとなる妄人コース、オリジナルアイテムがリワードとなる物の怪コース、100万円、全部入りの満漢全席コースが用意される。なお、VRコンテンツのクーポン発行などについて未確定事項が多いことから、ゲームのクラウドファンディングでは通例となっているゲーム本体の配布は現時点ではリワードには含まれない。
(TEXT by Shogo Iwai)
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