新宿クリエイターズ・フェスタ「山本信一映像展」、ユニカビジョンでAR連動作品を公開
新宿クリエイターズ・フェスタ実行委員会事務局は、10月10日まで新宿周辺の各所にて開催中の「新宿クリエイターズ・フェスタ2016」において、ユニカビジョン、アルタビジョン、フラッグスビジョンにて「山本信一映像展」の展開を開始した。ユニカビジョンの映像は、本フェスタ初のAR連動作品となっている。
オムニバス・ジャパンのクリエイティブディレクターであり、国内外で多くの作品を手掛けてきた映像作家・山本信一氏の作品が、9月24日から、ユニカビジョン、アルタビジョン、フラッグスビジョンにて放映が開始された。ユニカビジョンにおけるARと連動した映像作品は、本フェスタとしても初の取組みだ。ユニカビジョンに導入されたARシステムにより、専用アプリを介したスマートフォンをかざすことで、映像作品の構成要素であるグラフィックピースがビジョンの外へと展開する。
6K解像度で横幅合計50mにおよぶユニカビジョンに展開するグラフィックは、はじめにシンプルなグラフィックパターンを生成。それらが順に複数掛け合わせられ、徐々に複雑化していくという、シンプルからカオスへの現象を作品表現と制作プロセスで採用した。プログラムでグラフィックを発生させる「ジェネレイティブ」作品の生成要素と、それを受け取る作者の制作の仕組みを複雑に織り交ぜてたプロセスを作ることで、ジェネレイティブとマニュアルの中間的な作品となっている。常に作家のセンスと決定が介在しながらも、予期できない作品が完成するとのこと。
●山本信一 映像展
・展開期間:9月24日~10月10日
・実施会場:ユニカビジョン、アルタビジョン、フラッグスビジョン
【ユニカビジョン AR連動】
・展開時間:7:00~0:00の毎時55~57分(23:00以降は音声なし)
・AR連動時間:18:00以降
・AR連動方法:
- iOS/Androidスマートフォンアプリ「ARAPPLI」(無料)をダウンロード
- 「ARAPPLI」を介してスマートフォンをユニカビジョンに向かってかざす
●関連リンク
・iOS ARAPPLI ダウンロードページ(App Store)
・Android ARAPPLI ダウンロードページ(Google Play)
・新宿クリエイターズ・フェスタ ウェブサイト
・新宿クリエイターズ・フェスタ 山本信一 映像展 詳細ページ