DJI、小型ドローン「Mavic Pro」予約販売開始 3軸ジンバルで安定4K撮影、別売ゴーグルで飛行体験
DJIは、同社史上最もコンパクトなフライングカメラ「Mavic Pro」を発表し、予約販売を開始した。日本国内では10月下旬から順次発送開始予定で直販価格は11万9800円(税込)。高性能な24個のプロセッサー、4km対応の伝送システム、4台のビジョンセンサー、高精度の3軸ジンバルを備えた4Kカメラなどを搭載しているほか、別売の専用ゴーグル「DJI Goggles」を使用することで空中からの臨場感のある映像をリアルタイムで楽しめる。
折りたたみ時のサイズはH83mm×W83mm×D198mm、重量は743gと、同社のフライングカメラとしては最もコンパクトな仕様とされている。障害物回避や高精度なホバリングを可能にする「FlightAutonomy」を搭載し、最大27分のフライトにおける安全性と安定性を確保。カメラは4K動画を30fpsで撮影できる高性能なものが搭載されており、3軸ジンバルスタビライザーにより安定した撮影を可能にしている。
本体と送信機は「OcuSync伝送システム」により、最大4kmの転送距離を実現。1080pまたは720pの動画をリアルタイムで配信する。さらに、別売の専用ゴーグル「DJI Goggles」を使用すれば、左右にフルHDの映像を映し出し、最大1080pの映像を伝送。大空を飛んでいるような体験をリアルタイムで味わうことも可能だ。
#DJIMavicPro デビュー。ブレない4Kカメラに自動追尾機能や様々な新機能搭載。DJI Gogglesがあれば空から臨場感あふれる映像を観ることだって可能です。しかも飛行時間は最大27分を実現 pic.twitter.com/3pYqkaiAr2
— DJI JAPAN (@DJIJAPAN) 2016年9月27日
●Mavic Pro スペック
・重量(ジンバルカバー含む):743g
・サイズ(折り畳み時):H83mm×W83mm×D198mm
・運用限界高度:5000m
・最大フライト時間:27分
・最大ホバリング時間:24分
・最大フライト距離:13km、無風
・送信機最大伝送距離:4km(障害物・干渉がない場合)
・カメラセンサー:1/2.3″(CMOS) 、12.35メガピクセル(総ピクセル数 12.71メガピクセル)
・カメラレンズ:78.8° FOV、28mm(35mm 判換算)f/2.2、ディストーション 1.5%、焦点 0.5m~無限遠
・ISOレンジ:100~3200(ビデオ)、100~1600(写真)
・最大静止画サイズ:4000×3000
・静止画形式:JPEG、DNG
・動画モード・サイズ:
- C4K 4096×2160 24p
- 4K 3840×2160 24/25/30p
- 2.7K 2704×1520 24/25/30p
- FHD 1920×1080 24/25/30/48/50/60/96p
- HD 1280×720 24/25/30/48/50/60/120/180p
・最大ビデオビットレート:60Mbps
・動画形式:MP4、MOV(MPEG-4 AVC/H.264)
・対応メディア:Micro SD 最大64GB(クラス10またはUHS-1規格)
・ジンバル機構:3軸(ロール、ピッチ、ヨー)
・ジンバル操作可能範囲:ピッチ -90度~+30度、ロール 0度または90度
※詳細スペックは製品ページを参照
●関連リンク
・DJI Mavic Pro 製品紹介ページ