DONIKA、VR空間内に広告表示「SpeAD」β版の利用者募集開始 ユーザーが“見る”と収益が発生
DONIKAは、10月4日より、VRコンテンツを対象としたアドネットワークサービス「SpeAD(スペアド)β版」の利用者募集を開始した。VR空間に広告を表示する新しいタイプのアドネットワークサービスで、スマートフォン向けVRアプリ開発企業および個人は、同サービスを利用することで自身のアプリ内にVR広告を設置し収益が得られる。
既存のスマートフォン広告の場合、デバイスのスクリーン上に広告表示が行われるため、VRアプリでは正常に表示できなかった。「SpeAD」は、3D空間内に広告を表示するため、VRアプリでも広告の表示が可能となる。
複数の広告主と、複数のVRアプリを結ぶ、プラットフォームシステム「アドネットワーク」によって、VRアプリ側は、自身のアプリに広告を設置するだけで、「SpeAD」から最も収益性の高い広告が自動配信される。広告主側は「SpeAD」に広告出稿をするだけで、複数のアプリへ広告配信が行えるため、効率的にユーザーへのリーチが可能となる。
「SpeAD」から配信されたVR広告を、アプリを利用するユーザーが見た(視点が合った)時点で「gazeカウント」され収益が発生する「gaze課金」を採用。広告主は、自身の製品をVR空間に表示するなどのプロモーションや、動画の配信、ウェブサイトへの誘導などが行える。
尚、「SpeAD β版」は10月中旬からサービス提供を予定している。現在は、ウェブサイトにて事前の利用登録が行われているので、同サービスの利用を考えている場合はぜひ登録しておこう。
●関連リンク
・SpeAD(スペアド)β版 利用登録ページ
・DOKINA ウェブサイト