Oculus近藤氏直伝のVRノウハウが学べる! DCEXPOで怒涛の5時間セミナー開催
10月27日~30日に日本科学未来館で開催される「デジタルコンテンツEXPO 2016」は、10月30日にセミナー「アニメーションマスタークラス2016:実践に学ぶVRコンテンツ制作」を開講する。講師に@GOROman氏として知られる、Oculus Partner Engineering Specialistの近藤義仁氏を招き、実例を中心としたVRコンテンツ制作の講義が行われる。参加料は1万8000円。
●講義内容
・1時間目:VR基礎知識
VRの歴史からデバイスの仕組み、どんなコンテンツがこれまで作られてきたか、活用法など、詳細内容に入る前に必要な基礎知識について触れる。
【キーワード】
- 歴史
- 仕組み
- トレンド
- デバイス
- コンテンツの種類
・2時間目:VRプレゼンスとストーリーテリング
エミー賞受賞の「Henry」(関連記事)を題材にこれまでのメディアでのストーリーテリングとVRでの体験型のストーリーテリングの違いを理解する。コンテンツの中でプレーヤーに「プレゼンス」をより色濃く感じてもらい、ストーリーや体験をより楽しんでもらうための手法や工夫を学ぶ。
【キーワード】
- インタラクション
- プレゼンス
- ハンドプレゼンス
- オーディオプレゼンス
- Henry
・3時間目:VRベストプラクティス
VRでは今までの映像文法がなかなか通用しない。そのために失敗した数々のプロジェクトの事例を紹介しながら、VRで陥りやすい罠の解説する。VR酔いのメカニズムやそれを避けるための方法、快適なVR体験を作るためのテクニックを説明していく。
【キーワード】
- VR酔い
- カメラ移動テクニック
- ユーザーインターフェイス
- HUD
・4時間目:VRワークフロー
実際にどう作ればいいのか。リアルタイムとプレレンダリングの違いやそれぞれのメリット、実写コンテンツのカメラ利用法、ゲームエンジンの活用法、UnityやUnreal Engine4でVRを導入する流れなどVRコンテンツを作るうえで必要なワークフロー知識を学ぶ。
【キーワード】
- リアルタイムエンジン
- プリレンダリング
- Unity
- Unreal Engine
- 実写撮影
- Oculus Story Studio
- 3D空間オーディオ
- プロファイリング
・5時間目:VRコンテンツの配信と未来
実際に作ったコンテンツを世界に向けて発信する方法を学ぶ。さらに先日行われた「Oculus Connect 3」(関連記事)の最新情報とそこから得られたVRの未来像を語る。
【キーワード】
- コンテンツ配信
- Oculus Store
- レベニューシェア
- Oculus Connect 3
- Medium、Quill
- ソーシャルVR
●アニメーションマスタークラス2016
・開催日:10月30日
・開催時間:開場10:15 開演10:30 終演16:30
・開催場所:日本科学未来館 7階 会議室2
・出演者:近藤義仁(Oculus Partner Engineering Specialist)
●デジタルコンテンツEXPO 2016
・開催日時:10月27日~30日 10:00~17:00
(27日は招待者デー。事前予約で一般参加可能)
・会場:日本科学未来館
(東京都江東区青海2-3-6)
・主催:経済産業省、デジタルコンテンツ協会
●関連リンク
・セミナー アニメーションマスタークラス2016:実践に学ぶVRコンテンツ制作 詳細・申込ページ
・デジタルコンテンツEXPO 2016 ウェブサイト