FLIGHTS、機体が一切映り込まないVRドローン空撮「DroneAgent」全国展開を開始
FLIGHTSは、オンデマンドUAV(ドローン)サービス「DroneAgent」にて、VR空撮コンテンツの撮影・制作の提供を、全国で開始すると発表した。ドローン機体が一切映り込まない「自分が飛んでいるようなVR空撮映像」の撮影が可能。
海外のドローンメーカーでは、VRコンテンツ制作に特化したドローン販売の事例があるが、国内向けには発売されていない。360度映像やドローン空撮が一般化している昨今、国内でもドローンによるVR空撮の依頼が数多く寄せられてる。そのような背景で、同社は独自の機体製作から360度空撮に取り組んできた。
ドローンVR空撮では、まるで自分が飛んでいるかのような没入型の空撮映像が体験できる。視聴者(体験者)は、YouTubeやFacebookなどにアップロードされた4Kの360度映像を、VRゴーグルを介し、8Kでのバーチャルツアーをすることになる。「DroneAgent」によるVR空撮は、10台のカメラをドローンの上下に搭載することで、映像にドローン機体が一切映り込まないため、より高い没入感が得られる。
「DroneAgent」による第1弾映像として、「じゃらんnet」の制作コンテンツ「熱海海上花火」の打ち上げシーンの撮影・空撮シーンの撮影・編集に協力。現在は先行公開版をYouTubeで視聴できる。フルバージョンは11月上旬に公開予定。
今後は、VR用のドローン機体の販売や、ドローンでのVR空撮映像コンテンツの作成及び、地上のVR映像コンテンツの作成を日本全国に展開していきたいとしている。
●関連リンク
・FLIGHTS(DroneAgent) ウェブサイト