MCJが桜花一門に出資 PlayStation VR市場参入ほか、事業拡大・販売増加を目指す
マウスコンピューターなどをグループ傘下に持つMCJは、VR専用ゲームコンテンツの開発を手掛ける桜花一門への出資を決定したと発表した。PlayStation VR市場への参入および、VR関連事業の拡大・販売増加を目指すほか、桜花一門の代表・高橋建滋氏の豊富な知見を活かしたいとしている。
VR元年と言われる今年、VRはゲームをはじめ、教育や医療、不動産など、さまざまな分野で用途の拡大・応用が進んでいる。将来的にデスクトップパソコンやテレビと同様の規模まで成長するとの見方もあり、VR市場は世界的に大きな成長が期待されている。
MCJグループでは、VRゴーグルのインフラとしてのVR対応パソコンの製造・販売などを行っているが、本件では、パソコンを要しないPlayStation VR向けのゲームコンテンツの開発を手掛ける桜花一門へ出資することにより、今後拡大が期待されるPlayStation VR市場への参入を図る。また、桜花一門によるパソコン向けVR対応のコンテンツ開発や販売を通じて、MCJグループのVR市場における事業拡大を図ることにより、コンシューマー及び開発者向けのVR対応ハイスペックパソコンの販売増加を目指す。
桜花一門の代表を務める高橋建滋氏は、日本のVR業界の初期より開催されている開発者向けイベント「Japan VR Fest」（旧名称：オキュフェス）を主催するなど、その知見が豊富な人物であることから、今後のMCJグループのコンテンツ分野への進出におけるアドバイザーとしても期待できるものと考えているとのこと。
契約締結日は11月1日。払込予定日は11月2日。
●関連リンク
・MCJ ウェブサイト
・桜花一門 ウェブサイト
