ダイナモアミューズメントとピクチャーズがタッグ 4DシートとVRによる海底ライドアトラクション
ダイナモアミューズメントは、越谷・イオンレイクタウンmori 3階「VR CENTER」および、浦安・東京ベイ舞浜ホテルにて、TOHOシネマズなどに導入されている劇場用4Dシート「MX4D」のモーションとGear VRによるVR映像とを組み合わせたライドアトラクションコンテンツ「DYNAMO VR TOURS メガロドン 伝説の巨大鮫」を稼働中だ。
本作は、親会社であるCG制作プロダクション・ダイナモピクチャーズによるテーマパーククオリティの美麗なCG映像に、劇場映画の「MX4D」モーションプログラミングを担当するダイナモアミューズメントによって制作されたライドアクションコンテンツだ。「MX4D」のモーション連動を制作段階から想定したVRコンテンツのリリースは日本初で、自然かつ繊細なモーションが完全同期することにより「全方位映像」と「体感」を組み合わせた没入感の強いコンテンツとなっている。スクリーンも使用しないため、3m四方のスペースで4人同時体験の本格ライドアトラクションが実現可能となった。
●DYNAMO VR TOURS メガロドン 伝説の巨大鮫 概要
体験者は潜水艇に乗り込み、深海探査へ向かう海中アドベンチャー。美しいサンゴ礁の森を抜け、海底を目指すとそこに待ち受けているるのは巨大深海生物たち。やがてたどり着く海底遺跡で、「メガロドン」と呼ばれる伝説の巨大鮫と遭遇する。
「メガロドン」は、約1800万年前から約150万年前にかけての海が比較的暖かった時代に生息していた巨大鮫で、全長は推定値で最大約13~20mと諸説ある。伝説的では40m主張もあり、クジラなどの大型生物を捕食していたとされることからもその巨大さが伺える。絶滅したとされるが、現代でも目撃情報があり、UMA(未確認動物)学者の中には、生存を主張する声も少なくない。
約4分間の上映時間の中で、美しい景色を眺めてVR空間を楽しむシーンや、巨大生物が襲い掛かってくるシーンといった、さまざまなVR体験を楽しめるシーンがふんだんに盛り込まれている。
今後は、膨大な数の映像作品を手がけてきたダイナモピクチャーズと、その映像技術を活用したロケーションビジネスで「体験」を提供してきたダイナモアミューズメントで、長年にわたり蓄積されたノウハウを、VRの「映像+体験」にマッチングさせたVRコンテンツ制作・開発に活かし、アトラクション体験にとどまらずさまざまなアウトプットでの良質なVRコンテンツの提供を業界発展のために目指していきたいとしている。
●関連リンク
・ダイナモアミューズメント ウェブサイト
・ダイナモピクチャーズ ウェブサイト