独自技術で撮影したVR-Music VideoをEINYMEで配信 VIC:CESSの1stメジャーシングル「Effect」
シータは、JAKOL CORPORATIONとSlow Curveと共同で「180°×STEREO映像」で収録された「VR-Music Video」を配信開始した。12月9日発売のVIC:CESSによる1stメジャーシングル「Effect」のために制作されたもので、シータが独自開発した編集技術・撮影機材が用いられている。
独自開発の専用機材によるSTEREO撮影では、高解像・高感度センサー搭載のカメラ2機を使用。専用機材による撮影を行うことで、VR酔いや不快感を一切排除した高いクオリティの映像を体験できる。同機材については、現在特許も出願申請中とのこと。
MVの視聴者の体験価値が増幅されることを目的に、VFX(ビジュアル・エフェクツ=視覚効果)による編集・合成も取り入れられている。映像だけでなく、楽曲のオーディオレベルを解析してリンクさせたグラフィックアニメーションなど、視聴者の体験とテンションを高める効果が期待される内容だ。
また、アーティストをよりリアルに感じられるよう、視聴者のVR空間におけるパーソナルスペースにあえて踏む込みアクションやパフォーマンスにも重点が置かれ、撮影時の演出プランが作成された。これにより、視聴者の興奮を煽るような臨場感ある体験が可能となっている。
さらに、楽曲の構成に合わせて各シーンの移り変わりを調整。各カットを自然な形でつなぎ合わせることで「新しい1つの体験」として構成。従来の「Music Video」では体験できない、あたかも自分の目の前で繰り広げられる「Live」を見ているような錯覚を生み出している。
VIC:CESSの1stメジャーシングル「Effect」の「VR-Music Video」は、アイドル特化型VRコンテンツ配信サービス「EINYME」にて配信されている。興味がある人はぜひチェックしてみよう。
シータでは、引き続き「VR-Music Video」コンテンツの開発を進めつつ、STEREO映像による実写VRコンテンツ制作。日本国内にとどまらず、アジアや北米などの海外も視野に、良質なコンテンツを展開していくとしている。
●関連リンク
・EINYME VIC:CESS 特設ページ
・VIC:CESS 公式サイト