ゲームを越えたレース体験! ついに解禁されたPS VR版「グランツーリスモSPORT」を速攻試遊
12月3日にアメリカ・カリフォルニア州アナハイム(現地時間)で開幕した「PlayStation Experience 2016」。多くのPlayStation 4タイトルが出展され、アメリカはもとより、世界中のプレイステーションファンの注目を集めている。まずは2017年発売予定の「グランツーリスモSPORT」から紹介しよう。
本来なら今ごろ(11月発売予定だった)遊べるはずだった「グランツーリスモSPORT」だが、今回のPlayStation ExperienceではPS4 Pro対応の4KTV版とPlayStation VR版で出展していた。ついに初のプレイアブルから約半年、我々が待ち焦がれたPS VRでのプレイが実現する!
PSX2016版PV
今回のPS VRでの試遊はハンドルコントローラを使用し、本日発表された新コース「ウィロースプリングス・レースウェイ」でのタイムアタックが楽しめた。車種は3種類から選択でき、筆者はマツダ・ロードスター2016を選択した。ちなみに、この車はオープンカーなので多少首を車外に出すことも可能だとか。計器も実車同様に動作し、ゲームとしてのデータ(ラップタイムなど)は車内にARのように表示される。基本的には運転に集中できるようなUIの配置になっているようだ。
VRで遊んだ感想は、「ゲームを越えたレース体験ができる」の一言にすぎる。光源によって彩られる景観の見せ方は次世代のレースゲームのグラフィックを改めて実感させられる。ゲームをあまりご存じないかたが見ると「これ実写?」と言われかねないクオリティだ。それがVRで自由に観察ができ、自分で運転ができるとなると、フィクションのコースでありながら、実在のコースのように感じてしまう。これで早く首都高とか実在コースを走ったらどうなるんだろう? と胸がワクワクすることうけあいのVR体験だった。なお、VRモードは車種・コース限定となる予定だ。
なお、発売日は今回も「2017年」で詳細な日時は未発表。早く家でVRを使って遊べる日か来ることを待ちたい。なお、レースゲームというとVR酔いが起こりやすいジャンルだが、筆者に耐性があるせいか、あまり感じられなかった。
会場ではビジョン グランツーリスモのコンセプトカーも展示。写真の「シボレー シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」はなんとレーザーバルスが動力源!
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(TEXT by Shogo Iwai)
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