待ちに待ったあの宇宙戦を体験 「Star Wars バトルフロント ローグ・ワン X-ウイング VRミッション」
3日より実施している「PlayStation Experience 2016」のエレクトロニック・アーツブースでは、「Star Wars バトルフロント」の新作アドオンを展示していた。いずれも12月16日に公開される新作映画「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」をモチーフとしており、一つが本編アドオンとなる「ローグ・ワン:スカリフ」、もう一つが「ローグ・ワン X-ウイング VRミッション」となる。ここではこちらのプレイレポートを紹介しよう。
1時間半ほど並んでPlayStation VRを装着。すると左からAT-ATが登場。本来宇宙戦なので、ゲームには登場しないのだがこれはサービス? でも思わず見上げてしまう大きさだ。
ゲームをスタートさせると、バトルフロントのタイトルシーンである白一色の画面にX-ウイングとドロイドが出現する。矢印の方向に視点を向けてボタンを押すとだんだん近づいていくが、どのシーンでも思わず周りを見回してしまうほど。そして、コックピットに入り込むとリアルに描かれたX-ウイングの機内が! カラーワイヤーフレームだったアタリ版(33年前)やVGA(320×240・256色)だった初代「X-Wing」(LucasArts製のIBM-PC用ゲーム、25年前)と比較したら格段の進化だ!
プレイヤーは隊長機の護衛任務にあたるX-ウイングのパイロットで、ゲームスタート時に男性と女性の選択が可能。また、機体移動の上下反転も行える。
操作はゲーム本編と同様、右スティックで機首の上下左右移動、左スティックでエンジンとショットのパワー設定(エンジンの出力を上げるとショットが弱くなる)。なお本編では緊急回避の行動もあるが、VRではコックピットビューのため、酔い防止の観点からロックされているようだ。
隊長機を追いかけるように一定時間移動するとハイパースペースで一気に目的地に移動する。するとタイファイターの大群がお出まし。なお、本作では視点ロックはなく、機体の中心に敵を捕らえなければならない。L2ボタンで敵をロックすれば△ボタンで敵を追尾する光子魚雷も発射できる。こうしてタイファイターを破壊すると頭上にスターデストロイヤーが出現し……というところでゲームは終了。あとは製品版でのお楽しみになる、ってこれデモだったの!?(タイトル画面に書いてありました)
現時点でお手軽に体験できるスター・ウォーズのVR体験は本作だけであり、これが「Star Warsバトルフロント」本編を買えば無料で遊べちまうんだぜ!という大盤振る舞いっぷりはスゴい。今ならダウンロードコンテンツ全部入りのバージョンがお手軽価格で購入できることもあり、このVRを含めたスター・ウォーズの戦闘を体験したい人は買って損はないパッケージとなっている。
最後に、この言葉で記事を締めくくりたい。「俺が、俺たちが、ローグ・ワンだ!」(ディズニー関係者が助走を付けて殴りに来そうなオチだ)
Star Wars バトルフロント Ultimate エディション(パッケージ版)
価格:3800円(税別)
Star Wars © & ™ 2016 Lucasfilm Ltd. All rights reserved.
Underlying technology and game design © Electronic Arts Inc. All rights reserved.
(TEXT by Shogo Iwai)
●関連リンク
・エレクトロニック・アーツ
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