日本赤十字社「海外たすけあい募金」特設サイトにシリア難民の現状などを伝える360度動画を掲載
日本赤十字社は、12月25日までの期間「NHK 海外たすけあい募金」を実施している。特設サイトでは、現地の人々の生活が体験できる360度動画などを公開。これらを通じて、活動や世界の現状に理解を求め、募金の呼びかけなどを行っている。
キャンペーンビジュアルには、シリアで紛争に巻き込まれ、戦禍を見つめる少女の瞳のイメージを通じて、対岸の火事ではなく「自分ゴト」として受け止めてもらいたいというメッセージが込めている。特設サイトには「自分ゴト」として考えが深められる「シリア難民編」「マラウイ編」の2種類の360度動画が公開されている。現地の人々の生活を体験したり、間近に見たりすることで、海外で起こっている現状を身近に体感する。通常の動画もあわせて公開されているので、ぜひ特設サイトで視聴してほしい。
尚、360度動画はYouTube経由で公開されており、スマートフォン装着型VRゴーグルなどでの視聴に対応している。対応ゴーグルを所有している人は、より現地にいる感覚を体験してみてはいかがだろうか。
●NHK 海外たすけあい募金 特設サイト
【360度動画】
・シリア難民編:
赤十字が支援するセルビア国境のシリア難民キャンプの現状。
・マラウイ編:
深刻な食糧不足に直面する住民や、給食支援などを受ける子どもたちの様子。
【動画】
・シリア難民編:
生きるために危険な旅を強いられる難民たち。海を渡ってギリシャに逃れた少女の訴え。
・マラウイ編:
大規模な干ばつによって生活に必要なものを失い、食糧不足に苦しむ現地の声。
●関連リンク
・日本赤十字社 NHK 海外たすけあい募金 特設サイト