円融寺、大晦日恒例「プロジェクションマッピング奉納」今年は360度動画ライブ中継も実施
最先端表現技術利用推進協会は、12月31日夜に、東京・目黒の円融寺にて開催される「プロジェクションマッピング奉納」に協賛すると発表。開催を支援する。今年で5回目を迎える円融寺の「プロジェクションマッピング奉納」は恒例行事として地元に定着し、大晦日の新しい風物詩となっている。YouTubeでの360度動画ライブ中継も予定されている。
表技協は、700年前に建てられた東京23区内最古の木造建造物で国指定重要文化財である釈迦堂(室町時代)を3Dスキャニングして3Dプリンタで出力するなど、フォーラムエイトの各種3Dサービスを活用したVRシミュレーションを行うなど最先端の表現に取り組んでいる。同協会が推進する「文化遺産の3DVRアーカイブプロジェクト」の観点から本イベントを全面的に支援することになった。古き伝統と、最新の表現技術が融合した幻想的な年越しイベントとなる。
イベントは、表技協の会長でもあり、六本木ヒルズや錦帯橋などのプロジェクションマッピングを手掛けた町田聡氏が中心となり、豊富な経験を活かしてプロデュース。仙台、広島など全国各地より表技協会員を含む映像作家たちが集結して参画する。
テーマは「仏教の五色(ごしき:如来の精神を示す、国際仏旗で使用されている色)」。戦隊モノを模して制作されているため、子供や家族づれでも気軽に楽しめる内容になっているとのこと。また、書道をモチーフにしたインタラクティブな参加型インスタレーション「エア書道」、スマホで参加できる射的ゲームも実施予定で、コンテンツ内容が昨年以上に多彩になる。
さらに、円融寺幼稚園の園児や近隣の子どもたちから募集した絵も特別投影する予定。23区内最古の木造建造物で国の重要文化財にも指定されている釈迦堂が、幻想的な光のアートに変貌する。
今年のイベントは、360度動画のライブ中継も予定されており、現地に足を運べない人も楽しめる。興味がある人は当該のYouTubeページや、ナイス・デーによる中継ページをぜひチェックしよう。
●円融寺 プロジェクションマッピング奉納
・開催日時:12月31日
- 1部 21:00~
- 2部 21:30~
- 3部 22:00~
- 4部 22:30~
- 5部 23:00~
・会場:天台宗 圓融寺(円融寺)
(東京都目黒区碑文谷1-22-22)
・共催:円融寺 / 円融寺除夜の鐘奉納プロジェクションマッピング制作実行委員会
・協賛:最先端表現技術利用推進協会
・協力:アンビエントメディア、フォーラムエイト、B.b Design、シンク・デザイン、ナイス・デー、水玉製作所
●関連リンク
・円融寺 ウェブサイト
・YouTube 360度動画ライブ中継ページ(Quick360 Youtubeチャンネル)
・ナイス・デー 360度動画ライブ中継ページ