Twitter、360度ライブ映像配信を開始 まずは人気配信者向けに開放
28日、米Twitterは同社の提供するライブ配信サービスであるPeriscopeの360度ライブ映像配信機能「Periscope 360」を発表した。
Periscopeは2015年の1月にTwitter社に買収された企業で、Twitterとの機能連携を特徴とするライブ配信サービスを提供している。
今回発表された新機能では、Periscopeと連携しているユーザーはTwitterのアプリ側からタイムライン上にある360度ライブ映像を視聴することが可能になった。ライブ映像の画面をスワイプしたりドラッグするほかにスマホの本体を傾けることで映像の方向を変えることができるが、TwitterのアカウントをPeriscopeと連携させているか、モバイルやPCのブラウザのどの環境かによって視聴の手順が若干異なる。
360 Sunset in Florida. First ever #Periscope360 with @Brandee_Anthony https://t.co/AZWbnnT15S
— Alex Pettitt (@Alexpettitt) 2016年12月28日
現時点で360度配信を利用できるユーザーはTwitterの選んだPeriscopeの人気配信者などに限定されており、機能の利用を望む場合はPeriscopeに申請する必要がある。
Twitter公式ブログで紹介された360度映像からは配信に使用した機器がInsta 360 Nanoであることが判明しているが、他にどの機種のカメラが使えるかなどの具体的な情報はまだ明らかになっていない。
(TEXT by ぱソんこ)
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