サバイバルアドベンチャー「絶体絶命都市4+」がPS VR対応を表明 1月にはVRデモ配信も
石川県のゲームメーカー、グランゼーラは、現在PlayStation 4で開発中の新作ゲーム「絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-」をPlayStation VRに対応させることを発表した。発売時期・価格は未定。なお、本作のVRデモ版「PlayStation VR DEMO」が1月、PlayStation Storeにて配信されることも発表されている。
2015年に公開されたティザームービー
「絶体絶命都市」シリーズはアイレムソフトウェアエンジニアリングが開発したサバイバルアクションアドベンチャー。地震や水害などの災害で崩壊しつつある都市から生存者と協力・敵対をしつつ生き残る、というゲーム。本作は201X年7月に発生した地震により崩壊しつつある街が舞台となっている。
シリーズはPS2とPSPで3作品がリリースされ、PS3時代に「絶体絶命都市4」の開発が進行していたものの、東日本大震災発生と同時期に開発中止を決定。さらにアイレムのコンシューマゲーム開発部門縮小により幻のゲームになっていた。しかし、アイレムのゲーム開発スタッフが立ち上げた新会社・グランゼーラがシリーズのIPを獲得し、旧作のダウンロード販売とともに新作の開発がアナウンスされていた。
グランゼーラといえばアイレム時代から脈々と受け継がれるエイプリルフール企画でも知られている。かつては勢い余って108人の女生徒が攻略できるギャルゲーを発表したり(10年後に本当にゲーム化)、リアルイベントを開催して缶バッジを配ったりとゲームの枠を超えた企画を行ってきた。それはグランゼーラ設立後も変わらず(なにせホームページの会社案内にエイプリルフール企画が堂々と載っている)、スマートフォンアプリを使ったネタを続けてきた。しかし、ここ数年はゲーム開発が多忙になったせいかエイプリルフール企画はお流れになっている。
グランゼーラにはVR対応ゲームタイトルの開発はもちろんのこと、VRを使ったエイプリルフール企画にも果敢に挑んで頂きたい。(編集より:締めがおかしくないですか?)
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