クアルコム、調査会社と経済学者による5G普及の調査レポートを発表 2035年に最大規模へ成長

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クアルコムは、調査会社のIHS MarkitとPSB、経済学者のDr. David Teeceによって行われた5Gの市場調査レポートから成る「The 5G Economy 5Gテクノロジーのインパクトに関する調査レポート」を発表した。5Gによるモバイル通信環境は世界経済に大きな影響を与え、2035年頃に成長が最大規模になるという予測が導き出されている。

 
5Gの普及によりモバイル通信環境は、電気や自動車のように世界を劇的に変え、社会に貢献するような技術(General Purpose Technologies=GPTs)として、人と人、あるいは人と情報をつなげ、人とすべてのものを統合していく仕組みとなるとされている。

 
今回の市場調査レポートでは、5Gは2035年に全世界で経済的利益が実感され、小売、教育、輸送、娯楽など幅広い産業によって最大12.3兆ドルの物やサービスが創出されるという予測結果が出された。そのバリューチェーンは、2035年に最大3.5兆ドルの収益を上げ、2200万人の雇用を生むともされている。

 
2020年から2035年にかけて、5Gによって世界のGDPの成長率を累積で3兆ドル増加すると予測され、これは、現在のインドの経済規模と同等の価値にあたる。また、今回の調査に協力した3500人以上の回答者のうち、90%以上が、5Gによってこれまでに発明されていない新製品やサービス、ユースケースを可能にすると考えているという結果となった。

 
特にリアルタイムストリーミングによるVRや360度動画などを含めた高精細な映像配信などにも大きな影響を与えると思われる5Gの普及。その動向に今後も注目していきたい。

 
●関連リンク
Landmark Study on Impact of 5G Mobile Technology Released(英語原文)
5G Economy ウェブサイト(英語)

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