空を飛ぶ! 怪獣になる! ユニークな発想が光る「台北ゲームショウ」インディーVR作品
「台北ゲームショウ」でもインディーゲームの展示は非常に盛んになっており、一般公開日でも「Indie House」というコーナーを設けてインディーゲームを紹介していた。そのIndie HouseにあったVRタイトルを紹介したい。
VR Monstar Awakens(Fight4Dream)
香港のインディースタジオのタイトルで、怪獣になって街を破壊するアクションゲーム。「大怪獣カプドン」に近いが、移動はモーションセンサーのタッチパッドをクリックしながら腕をバダバタするように動かして移動する。人や車を投げつけて建物や戦車を壊しながらミッションをクリアしていこう。人間のキャラクターはマインクラフト風なのもゲームのコミカルさを演出している。人は「食える」らしいが……。
Steamでアーリーアクセスとして発売中。
オフィシャルトレーラー
PC側のモードを切り替えるとニュース速報風の画面にすることも可能。
●関連リンク
・Fight4Dream公式サイト(英語)
・VR Monstar Awakens公式サイト(英語)
・VR Monstar Awakens(Steam購入ページ)
Battle Sky VR(Oh!WhatIf)
台湾のインディースタジオ作品。マルチプレイヤー対戦アクションで、タイトルの通り空中戦が楽しめる。
ただし、操作するキャラクターは「ロケットマン」なる某社元社長風スーツキャラとドラゴン。ロケットマンは手のひらについているジェットを発射して移動し、ドラゴンはモーションコントローラを持ちながら翼のように上下に振って移動する。操作が一筋縄ではいかないところが本作の面白さでもあり、難点でもある。PVでは巨大なゴリラも登場するということでどういうゲームになるのかにも期待したい。
プロモーションビデオ。
●関連リンク
・Battle Sky VR公式サイト(英語)
Arkology(USC)
南カリフォルニア大学のVR研究チームの作品。モーションコントローラを使って艦隊を配置させ、ワープアウトしてくる敵から「箱舟」を守るというテーブルトップスタイルのタワーディフェンスゲーム。正直なところ、VIVEのコントローラでは重量的に辛いのが難点だが、ゲーム自体はよくできている。
プロモーションビデオ。
●関連リンク
・Arkology公式サイト(英語)
このほか、既に紹介した「Stifleds」も出展していた。
●関連リンク
・台北ゲームショウ公式サイト(英語)