もう「鍵屋」だけじゃない!? ポーランドのVRゲーム産業とともに歩むG2A.com
いわゆる「鍵屋」としてゲームのキーを販売するマーケットプレイスを展開しているG2A.comが、今年は自社ブースを構えて台北ゲームショウ2017に出展していた。
キーの入手経路の問題など、一部メディアからは危険視されている同社だが(※筆者はクレジットカードの不正使用などの犯罪行為を賛美していません、念のため)、近年ではパブリッシャー自ら参加できるG2A Directの開発・運営や自社パブリッシングの開始などを始めており、ゲーム産業の貢献に決して無視できない存在へとなっている。
特にVRに関しては猛スピードで開発・製作を行っており、すでにOculus Rift向けのバーチャルテーマパーク「G2A Land」を今月発売。今回の台北ゲームショウでは、Oculus Touchを使ったガンシューティング「Blunt Force」を展示していた。
二挺拳銃を駆使して戦うFPS。アドベンチャーモードとシューティングレンジの2バージョン展示で、シューティングレンジのハイスコアラーには賞品も。
また、サポートオフィスのあるポーランドのVRゲームをポーランドの駐台スタッフとともに紹介していた。
看板のタイトル以外にも多彩なポーランド製VRタイトルを展示。Oculus Touch用アプリとして知られるFPS「SuperHot」も実はポーランド製であります。
VRソフトのパブリッシングカンパニーとして、今後躍進しそうなG2A.comの今後に注目したい。
(TEXT by Shogo Iwai)
●関連リンク
・G2A.com会社情報(英語)
・G2A Land公式サイト(英語)