火星の謎を解き明かせ! 台湾発VRアドベンチャー「Unearthing Mars」
台北ゲームショウ2017、SIETブースでは、日本だけでなく台湾で開発されたVRゲームも出展されていた。それが唯晶科技/Winking Enterteinmentの「Unearthing Mars」だ。同社はVR専門ブランドの「Winking VR」を設立し、台北・VIVELANDで稼働中の「命懸一線」を製作。さらに三国志をベースとしたVRタイトル「PROJECT ARES」などを開発するなど、VRに力を入れている台湾ゲームスタジオの一社だ。
ゲームの大筋としては、プレイヤーは火星探査船の副キャプテンとなり、火星探索へと向かう。しかし探査船はトラブルに巻き込まれて不時着、火星には荒涼とした大地とは思えない光景が広がっていた……というものだ。
アジア地域ではすでにダウンロード配信で発売されている本作、過去の展示では冒頭の火星へ向かうシーンが遊べたが、今回の台北ゲームショウでは2つのシーンを用意。まず1つ目はパズルのシーン。本作では2本のPlayStation Moveモーションコントローラを手のように使ってプレイするのだが、それを活かして実際に手で石板を動かすような感じでパズルを解いていき先へ進んでいく、というものだ。
もう一つのシーンはシューティング。右手に銃を、左手に盾を持ちながら敵の宇宙船を撃ちながら拠点を防衛するもの。多足歩行する巨大なロボットはトリガーを引きっぱなしにしてエネルギーを充填してから離して撃つ溜め撃ちを駆使して倒していく。これはなかなかにエキサイティングだった。
日本語字幕・吹き替えも用意されている、ということでPlayStation Moveを持っているのであればチェックしておきたいタイトルだ。アジア地域での発売価格は2000円程度となっている。
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(TEXT by Shogo Iwai)
●関連リンク
・Winking Entertainment(英語・中国語)
・Winking VR(英語・中国語)