コロプラの馬場社長が設立したクマ財団、年額120万円の「クリエイター奨学金」エントリー受付開始
コロプラの代表取締役社長である馬場功淳氏によって設立された公益財団法人クマ財団は、次代を担う学生クリエイターの活動を支援・助成することを目的とした「クリエイター奨学金」の第1期生のエントリー受付を開始した。奨学金の給付開始から、最終の成果発表まで、独自のカリキュラムを通じて創作活動を総合的にサポートする。
「クリエイター奨学金」第1期生は、今年4月1日現在で25歳以下の学生クリエイターを対象として選考が行われ、選抜された50名に対して月額10万円(年額120万円)が給付される。世界で活躍するクリエイターになるためには、個人で創作活動をするだけでは足りず、「セルフプロデュース能力」を身につけて作品を発表し続け、その道の第一人者や企業、あるいは多くの人から評価されることが不可欠となる。クマ財団では、個人で行う「OUTPUT/ 創作活動」と並行して、「INPUT/ 学び」「PREVIEW/ 共有(中間発表)」「BRUSH UP/ 向上」「OUTCOME/ 成果発表」をカリキュラム化することで未来のトップクリエイター誕生をサポートしていく。
同財団の理事長を務める設立者・馬場功淳氏からメッセージも届いているので以下に紹介する。
●クマ財団 理事長 馬場功淳氏 メッセージ
「私もクリエイターの一人として、これからの日本を担う若き才能を応援していきたい、誰もがその独創性を自由に表現できる社会にしたいという想いを持ち続けてきました。気概に満ちた学生クリエイターのみなさまにクマ財団を活用していただくことで、世界の方々の生活がより楽しく、より素晴らしくなることを願ってやみません。クリエイティブの力で、ともに世界を変えていきましょう」
●クマ財団 クリエイター奨学金 第1期生
・応募締切:前期 3月6日 / 後期 5月15日
※定員の関係上、前期応募を推奨。
・給付金:月額10万円(年額120万円)
・選考委員:
- 星野准一(筑波大学院システム情報工学研究科 准教授)
- 押元一敏(東京藝術大学美術学部デザイン科 准教授)
・対象クリエイター(例):
【技術者】
テクノロジー、サイエンス、アプリ、サービス、ゲーム、ロボット、VR、言語、ツールなど
【アーティスト】
映画、アニメ、漫画、作曲、プロダクトデザイン、グラフィック、建築、写真、絵画、彫刻、ファション、メディアアート、工芸、小説、書道、戯曲、パフォーマンスなど
●関連リンク
・クマ財団 ウェブサイト