CEDEC 2017、テーマは「Breakthrough to Excellence!」に 講演者の一般公募も開始
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、8月30日~9月1日にパソフィコ横浜会議センターにて開催する開発者向けカンファレンス「CEDEC 2017」のテーマを「Breakthrough to Excellence!」に決定した。また、講演者の一般公募を開始した。締切は4月2日。
今回のテーマが「Breakthrough to Excellence!」に決定した背景について、CEDEC運営委員会 委員長の中村樹之氏からコメントが届いているので以下に紹介する。
●CEDEC運営委員会 委員長の中村樹之氏 コメント
「星の数ほどのデバイスやコンテンツ、多種多様なビジネスモデルが存在しています。そして近年、長らく学術界や研究開発の世界で蓄積されてきた VR、AR、MRなどの知見や技術が、まさに市場へ出てきて既存技術と融合、新しい体験がパラダイムシフトを起こしワールドワイドで大きく成長する可能性を秘めています。
このように進化や変化が常に必要とされる時代でも、CEDEC が変わらず皆様にお伝えしたいメッセージとして、“チャレンジ精神”<新しい事に挑戦しようとする気概を持つ!>というキーワードがあります。今年はそれをこの言葉で表現したいと思います。
Breakthrough to Excellence!
どれほど技術やサービスが進化しても、ブレイクスルーは常に必要です。プレイヤーとクリエイターがお互いにカラを破り、今までにない視点で、新しいエンターテインメントをクリエイトする。より上を目指して突破!そして大きく飛躍をしようではありませんか!
2月1日から4月2日まで、セッション講演者、展示者を募集いたします。あなたの知見や経験が貴重なヒントやアイデアの種となります。お互いに刺激を受け合う絶好の機会となっておりますので、皆様から多数のご応募をお待ちしております」
●CEDEC 2017 セッション講演者 募集要項
・応募期間:2月1日~4月2日(必着)
・応募受付:CEDEC 公式サイト上 応募フォームより
・募集内容:
- レギュラーセッション(60分) 講演者が登壇し、講演する形式。
- ショートセッション(25分) レギュラーセッションより短い時間で講演する形式。
- パネルディスカッション(60分) あるテーマについて数人の討論者が討議を行う形式。
- ラウンドテーブル(60分) テーブルを囲んでモデレーターと参加者が、あるテーマについて全員で討論する形式。
- インタラクティブセッション 会場内に展示スペースを設け、発表内容の掲示及びデモンストレーションを行う形式。
- ワークショップ 参加者の作業する環境を整えて実施する参加型学習の形式。
- チュートリアル 主に入門、初心者を対象に基礎的な部分から応用までを解説し、一通りの基本的な内容を学べる形式。
- CEDEC CHALLENGE 決められたテーマや制限内で作成された成果物に対して、レビューやコンテストを実施する形式。
・採択審査:応募内容をCEDEC運営委員会が審査し、講演者としての採択を決定。
※追加資料の提出が必要となる場合あり。
・採択発表:2017年4月~6月頃(CEDEC事務局より応募者に直接連絡)
・特典(講演採択者)
- CEDEC 2017受講パス無償進呈
- 講演者同士の交流を目的としたパーティへの参加
・特典(応募者全員)
- CEDEC 2017受講パスをCESA会員価格にて提供
- CEDEC 2017基調講演への優先入場(要・別途受講者パス)
- CEDEC 2017ステッカー
さらに、毎年公開されている「CESAゲーム開発技術ロードマップ」の2016年度版が公開された。詳細はCEDEC公式サイトに掲載されているので、興味がある人はチェックしておこう。
●関連リンク
・CEDEC 2017 公式サイト
・CESAゲーム開発技術ロードマップ2016年度版