「サマーレッスン」E3版を初体験 ゆっくり近づいてくる金髪美女の顔にドキドキが止まらない!!

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ライターの岩井省吾氏によるゲーム見本市「E3 2015」のレポート。3本目は、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPS4向けVRヘッドマウントディスプレー「Project Morpheus」でデモを提供していた「サマーレッスン」をお伝えしよう。ちなみにPANORAでは、過去にもこんな記事をあげています。

 
原田氏が女子高生の「サマーレッスン」をつくった理由は「VRの一般化のため」
ついに「サマーレッスン」が一般公開!! Project Morpheus体験会を360度で見よう

 
 
前回取り上げた「KITCHEN」のヤバさ、そして初出展の時点での完成度に驚かされた筆者は、体験後に慌ててMorpheusの追加予約を取りました(E3ではアプリによる予約制を採用していた)。

 
ほかのタイトルをひとつでも多く体験したい。できればやはり「SEGA feat. HATSUNE MIKU Project VR Tech DEMO」とE3 2015出展版の「サマーレッスン」! セガの本気を、そして日本のVRの立役者の一人である原田氏率いるバンダイナムコエンターテイメントによる最新の「サマーレッスン」を味わってみたい!

 
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そんな願いがかなうときがついにやってきた。E3のSCEAブースでは遊ぶデモを選べなかったが、筆者が通された部屋は……「サマーレッスン」! 思わず小躍りしたくなるところを我慢をしつつ、ヘッドセットを装着。あ、ひとつ言い忘れてました。筆者、「サマーレッスン」自体が初体験です。

 
スタートさせると視界には、昔懐かしい日本の夏の風景が広がっていた。そして彼女と過ごす濃密な時間。縁側、畳の部屋、蚊取り線香の入った豚の置物、垣根の外には海と灯台、そしてアコースティックギター……。ん、ギター?

 
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そしてまぶしい金髪女性が目の前に現れた。

 
彼女は日本語を勉強しているミュージシャンで、ギターは彼女の持ち物らしい。上は胸元のペンダントが眩しいサマーセーター、キャミの肩紐も見える。そして下は結構なショートパンツ! 当初の「サマーレッスン」は、スカートの女子高生でしたが、体験会で中をのぞく輩が続出したらしく、それを防止するために……かどうかは知らないがスカートではなくなった。でもこの短さは十分刺激的。

 

 
生足をじっと見つめちゃってもいいのかな、いや、やっぱり嫌われちゃうかな……と思いつつ彼女の話を聞く。が、困ったことに彼女に見とれて耳に入らない(英語ってこともあるけれど)。そしてその会話も流ちょうな英語と「センセイ、お願いします」といった片言のギャップがたまらない。

 
今回のバージョンでは視界の中にある特徴的なアイテムに4つのアイコンが表示され、それを見つめることで先のストーリーを選べた。残念ながら、1度の体験で指定できる展開はひとつだけ。今回は彼女に日本家屋についての感想を聞いてみたいので、家の中のアイコンを選んだ。

 
そのあと、彼女は日本語の教科書を持ち出し、わからない言葉があるから教えてほしい、とお願いされる。一緒に教科書をのぞき込み、彼女との距離が限りなく近づく……。イカン! こっちまで顔が赤くなってしまう。

 
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教科書に「愛」とか文字が見えているわけで、「これなんていう意味ですか?」とか言われたらどうしようとちょっとドキドキする。

 
そして彼女が「お気に入りのギターピックをなくしてしまった」というので、探すのを手伝ってあげることにする。庭を懸命に探す彼女だが、ピックは以外にも筆者の近くにあった。ピックを見つめて教えてあげると『ありがとう』と感謝してくれた。

 
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ピックを持ってうれしそうな彼女の表情。

 
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そして、「ちょっと待って」と静止を求める彼女。ゆっくりと近づいてくる彼女の顔……え、ここまで? まさか……!

 
と思いきや肩にチョウが止まっていただけだったようだ。それでもかなりドッキドキのシチュエーションを感じさせてくれた。濃密な時間をもっと彼女と過ごしたい。だけど彼女は「行かなくちゃ」とその場を離れることに。一度は立ち止まるものの、庭の奥に去っていく彼女。「ああ、もう一度……」と願う筆者に、突如、家から厳しい現実の象徴が現れる。

 
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バンダイナムコエンターテイメント、鉄拳プロジェクトのプロジェクトディレクター、原田勝弘氏(のCG)。

 
「これ面白かったか?」と英語で聞きてくる原田氏。全力で首を縦に振ると「そうか、よかったな。じゃ、そろそろ現実に戻れよ!」といわんばかりに謎の紐を引っ張った! するとドリフのコントのように落とし穴が作動し、筆者は奈落へと落ちていった。

 
奈落の底にたどり着いた筆者は、天を見上げ、あの星形の出口まで行けばまた彼女と会える(かもしれない)、とエヴァ旧劇場版の弐号機のように(笑)手を伸ばすもここで本当に終了。いや、そもそも手を伸ばしても登れませんって。

 

新しい彼女もさらに登場する? 今後の展開にも要チェック

 
初めての「サマーレッスン」体験で一番驚いたのは、「その場に彼女がいる感覚」を実感したこと。もちろん、本当にはいるわけはないのはわかっているのだが、「そういう時代がきたのだなぁ」と感慨深かった。

 
E3では英語音声のキャラクターが登場したが、多彩なキャラを出す実験、という意味でもある。となると次は中国語を話すキャラとかはどうだろうか。来年早々には、台北のゲームショウとかあるわけだし!(単に理由をかこつけて行きたいだけです、はい(笑))

 
(C) BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

 
 
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新・技術デモ「サマーレッスン E3 2015 DEMO」ご紹介PV

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