バーチャル覇王翔吼拳も使える!? 米RoqovanがSNKと提携、SNK所有IPのVRゲーム化に着手
VRゲーム開発スタジオの米Studio Roqovanは現地時間の7日、日本のゲームメーカー、SNKと提携し、同社の持つIPのVRゲーム化に着手したことを発表した。
Studio Roqovanは「World War Toons」などのVRゲームを開発するスタジオで、「80~90年代のアーケードシーンを知るものならSNKとのコラボレーションは夢が現実になったかのよう」とプレスリリースに記されており、興奮を隠せない模様。なお、コラボレーション第1作は2017年後半に発売予定とのこと。
SNKは2001年にプレイモアとして設立、同年に旧SNKの資産を買収して後継企業となり、主に所有IPを活用した復刻版や新作ゲームの開発・発売やパチスロ、モバイルゲームの開発を行ってきた。旧SNKは1990年に発売したアーケード/家庭用ゲームシステム「ネオジオ」から産まれた「ザ・キング・オブ・ファイターズ(KOF)」「餓狼伝説」「メタルスラッグ」「サムライスピリッツ」などの人気アーケードゲームの資産を所有していた。
2016年12月に「SNKプレイモア」から現社名に変更し、新生SNKとしてスタートを切った。現在は家庭用ゲームとモバイルゲームの開発が主力となっており、家庭用ゲームではKOFシリーズ最新作「ザ・キング・オブ・ファイターズXIV」がPS4向けに発売中。
また、ライセンシング事業にも力を入れており、「グランブルーファンタジー」などのコラボイベントの実施協力や、ハムスター社にライセンスを許諾し、ネオジオタイトルの名作を復刻する「アケアカNEOGEO」シリーズを各種プラットフォームにて展開している。
(C) SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED.
●関連リンク
・プレスリリース(英語)
・Studio Roqovan(英語)
・SNK
・SNKヒストリーサイト(主要IP紹介)