オリジナル2足歩行美少女ロボ制作 「等身大ミク」みさいる氏がクラウドファンディング開始 

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等身大初音ミク作ってみた」のみさいる氏が、クラウドファンディングサイト・CAMPFIREにて、「等身大美少女ロボット制作計画」を立ち上げ出資者を募集している。これまでに「初音ミク」をモデルにした2体のロボットを制作しているが、今回は「第3世代」と銘打たれ、モデルもオリジナルデザインの美少女「足立レイ」を採用した。

 
みさいる氏が等身大ロボットを初めて公開したのは、2009年12月。ニコニコ動画に「【等身大】初音ミク作ってみた【01_balladePV】」を投稿し、ボーカロイドファンや「ニコニコ技術部」に大きな話題を呼んだ。

 

 
そのおよそ6年後となる一昨年、2015年9月には上記1号機の経年劣化などを理由に2号機を制作。「等身大初音ミク2号機作ってみた」を投稿している。

 

 
みさいる氏のTwitterのプロフィールによると、2017年2月現在「日本大学理工学部精密機械工学科4年生」であると公言しており、より本格的なロボット制作を本気で志していることが伝わる。そして今回、クラウドファンディングを通して出資者を募集するのが「第3世代」の自作美少女ロボットの制作計画だ。

 
これまで個人制作を続けてきたみさいる氏だが、本格的に歩行などを目指し、機械的にしっかりしたロボットを制作するにあたって、アクチュエーターをはじめとするハード的な面での費用の個人負担に限界を感じ、今回クラウドファンディングによるプロジェクト実施に至ったという。

 
ロボットのデザインはオリジナルの美少女「足立レイ」を採用。160cm前後の等身大サイズとなる見込みで、「喋る」「歌う」そして「歩く」を目標としており、まずは「第3世代」の制作の技術や手法の発展と、その確立を目指す。3Dプリンターで部品を作ることで、1年に1体程度の量産を可能とする体制を築くためのプロトタイプを今回のプロジェクトで作り出すのが狙いだ。

 
プロトタイプの完成後も「第3世代」の実験・開発は継続させ、最終的には「自立・2足歩行」「美少女のプロポーション」「人間の動作を超える性能」といった条件を満たすロボット制作したいと考えているとのこと。

 
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3Dプリンターを使った脚部パーツの試作の様子

 
目標金額は300万円。募った資金は、主に開発にかかる材料費や部品代、設備や工具購入費、制作場所・倉庫として借りているスペースの賃貸料、イベント出張に際しての運搬費などにあてられる。目標金額に到達すれば、全身を動かすために必要となる50個以上のサーボモーターのプロトタイプ1体分などが揃う見積もりで、資金が多いほどスペックに余裕を持たせ、お金のかかる要素にもチャレンジできるようになるそうだ。

 
プロジェクトの詳細はぜひ、CAMPFIREの当該ページを参照してほしい。興味を持った人は、みさいる氏の活動を支援してみてはいかがだろうか。

 

 
●関連リンク
等身大美少女ロボット制作計画 プロジェクトページ(CAMPFIRE)
メカニカルガール(みさいる氏ブログ) 等身大美少女ロボット制作計画
みさいる氏 Twitter

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