ゆめみ、VRコンテンツ作成教材「VR Studies」を無償公開 HTC VIVEとUnityで基本を学習
ゆめみは、VRコンテンツ作成教材「VR Studies」を無償公開した。HTC VIVEとUnityを使い、誰でも簡単にVRコンテンツを作成・学習でき、VRを身近に体験できる環境の提供を目指す。
「VR Studies」は、VRのコンテンツ作成についての教材で、VRプログラミングの基礎を学ぶためのサンプルプログラムだ。このプログラムを通し、VRアプリ開発における基本的な入力UIと移動UIの実装方法を解説する内容となっている。
世界のVR/ARコンテンツ市場は2020年頃まで拡大が続き、その規模は50億ドルを越えると言われている。今後のVRはゲームだけでなく、不動産や小売、教育、ヘルスケアなどのさまざまな分野においての活用が期待されており、企業は多くの消費者に向けて、多様でリッチな体験を提供できるようになる。
新規顧客獲得・顧客満足獲得のためのサービス拡充には、企業のエンジニアだけでなく、マーケティング・営業・広告宣伝など、ビジネスにおける消費者との接点を考える立場でも、VRについて理解を深めていくことも重要だ。ゆめみは「VR Studies」を無償提供することで、多くの人にVRを身近に感じてもらい、企業のサービス充実化支援だけでなく、VR市場の発展・拡大に貢献したいと考えている。
「VR Studies」は、Unityの使い方を理解しているエンジニアであれば1週間程度、Unityに慣れていないエンジニアであっても2~3週間程度で、基本部分を完了させることができるように作られている。テキストを読むだけでも、「VR Studies」で何ができるようになるか把握できる。VRゴーグルにはHTC VIVE(およびVR Ready PC)、コンテンツ作成にUnityを使用するが、Unity自体の使い方については、教材に含まれないので注意。
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・VR Studies 公開ページ