CESA「日本ゲーム大賞2017 アマチュア部門」募集テーマは「はさむ」 VR/AR作品も対象
コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、アマチュアクリエイターによる優れたオリジナルゲーム作品を選考・表彰する「日本ゲーム大賞2017 アマチュア部門」の募集テーマを発表した。今回のテーマは「はさむ」。VRやARに関連した作品も応募可能となっている。応募期間は5月1日から6月30日。
昨年、20周年を迎えた「日本ゲーム大賞」。その「アマチュア部門」は過去最多となる329作品の応募があり、10作品が優秀作品として選出された。アマチュア部門への注目が高まる中、テーマに即した応募作品の創造性およびオリジナル性を公平に評価するため、今回から応募作品のプラットフォームがパソコンとスマートフォンに限定される。VRやARに関連した作品は応募可能だ。また、応募方法は従来の郵送受付に加えて、ウェブからの応募も可能となる。
今回の募集テーマ「はさむ」について、「日本ゲーム大賞 アマチュア部門」を運営する人材育成部からコメントが届いているので以下に紹介する。
●日本ゲーム大賞 アマチュア部門運営 CESA 人材育成部 コメント
今回のテーマは、「はさむ」です。
はさむ、と聞いて、いろいろなことが連想されると思います。
オセロのようにすでに「はさむ」をゲームデザインに織り込んでいるような既視感の高い企画は、テーマ消化はしているといっても、高い評価を受けることは難しいかもしれません。
かといって、無理やり、現在開発中のゲームに、はさむ機能を追加するというのも望ましいことではありません。
これから4か月間で、考え抜いて、そして、「なにが面白いのか?」にこだわったゲームを開発して、ぜひ大勢のアマチュアの皆さんに挑戦していただきたいと思います。
●日本ゲーム大賞2017 アマチュア部門
【概要】
・応募受付期間:5月1日~6月30日
- 郵送は6月30日消印有効。
- ウェブ応募は6月30日23:59までに応募を完了すること。
※応募方法の詳細は5月1日より公開予定。
・応募資格:年齢、性別、国籍、個人、法人、団体を問わずアマチュアの方
※日本国内在住者に限る。
※応募作品数に制限なし。
※勤務・雇用形態に関わらずゲーム制作の対価報酬を得ている場合「プロ」とみなす。
・募集テーマ:「はさむ」
- テーマに即した具体的な表現・手法などを用いた作品を対象とする。
- テーマを用いた箇所は、応募時に具体的な記述を必須とする。
【作品基準】(今年から変更されているので注意)
・対象:
- パソコン Windows 10、Windows 8、Windows 7
- スマートフォン Android、iOS
※VRやARに関連した作品も応募可能。
・試遊環境スペック:日本ゲーム大賞 公式サイトに掲載
【表彰・審査方法】
・各賞:
- 大賞(1作品) トロフィー、副賞50万円
- 優秀賞(該当数) トロフィー、副賞5万円
- 個人賞(該当数) トロフィー、副賞5万円
- 佳作(該当数) トロフィー
・審査方法:
- 第一次審査 プレイ映像の視聴審査にて、第二次審査進出作品を選出。
- 第二次審査 作品の試遊審査にて、最終審査進出作品を選出。
- 最終審査 業界雑誌編集長、クリエイターらにより作品全てについて試遊審査。
・選考委員:業界雑誌編集者、クリエイターなどで構成
・発表授賞式:9月23日 東京ゲームショウ2017 イベントステージにて実施予定
●関連リンク
・日本ゲーム大賞 公式サイト