サムスン、Galaxy S8/S8+を発表！ 縦横比18.5：9の縦長、ベゼルなしの液晶ディスプレー
サムスン電子は日本時間の3月30日、ニューヨークで開催した新製品発表会「Galaxy UNPACKED 2017」にて、新型スマートフォン「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」を発表した。
ベゼルが“ほぼ無い”縦長ディスプレー
ハード面での特徴は、いずれも液晶ディスプレーの両端が曲面となっている「デュアルエッジスクリーン」を採用。ディスプレーサイズはGalaxy S8が約5.8インチ、同S8＋が約6.2インチとなっている。縦横比は16：9よりさらに縦長となる18.5：9で、解像度は2960×1440ドット。縦長の液晶ディスプレーは、ウェブサイトやチャットの表示領域が増えるほか、動画視聴時にキーボードで文字入力をする際、動画がキーボードで隠れてしまうといったことがなくなるメリットがある。
物理ホームボタンも姿を消し、バックボタンやメニューボタンと同じく、ソフトウェア表示に切り替わっている。それに伴って指紋認証センサーは本体背面に移動した。
新UI「Bixby」を搭載
ソフト面での特徴は、新しいUI「Bixby」を搭載した点。椅子やソファーなど調べたいものにカメラを向けるだけで検索、音声による端末操作のほか、使用頻度や習慣に応じたアプリ・情報のおすすめ表示、時間だけでなく場所に応じて通知をだせるリマインドという4つの機能で構成されている。Bixbyは本体左側面にあるボタンから起動でき、押し続けると音声入力モードに移行する仕組みだ。
インカメラの性能アップ！ 虹彩認証にも対応
Galaxy S8、同S8＋いずれも、メインカメラには前モデル前モデルGalaxy S7 edgeと同じ12メガピクセルのデュアルピクセルカメラを搭載。インカメラは従来5メガピクセルだったが、今回は8メガピクセルに高画質化し、オートフォーカス機能が追加された。
また、虹彩スキャナーを搭載していて、液晶ディスプレーに表示される2個の○印に両目を合わせるだけで、ロックを解除できる。
このほかのスペックとしては、10nmのプロセスルールのSoC、4GBのメモリー、64GBのストレージを搭載。外部メモリーとしてmicroSDXCに対応しており最大256GBまでストレージ拡張が可能だ。OSはAndroid 7.0。IP67相当の防水防塵性能も備わっている。
本体サイズは、Galaxy S8が幅68.1×高さ148.9×厚さ8mmで、重量は155g。バッテリー容量は3000mAh。Galaxy S8＋が幅73.4×高さ159.×厚さ8.1mmで、重量は173g。バッテリー容量は3500mAh。
いずれも4月21日より販売を開始するが、日本での発売は未定となっている。
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