リサーチ会社SuperDataがSVVRでVR市場予測 市場規模は2020年に400億ドルへ到達
5日、ゲーム産業のリサーチ会社であるSuperDataはSVVR 2017(Silicon Valley VR Expo)で行ったVRの市場調査のレポート記事を公開した。
SuperDataの調査によると2016年のVR市場規模はおよそ18億ドル(1980億円)に達した。そのうち、VRHMDなどのハードウェアは15億ドル(1650億円)、ソフトウェア・サービスは3億ドル(330億円)だった。
2016年のVRのソフトウェア・サービスの市場規模の詳細な割合も公開されている。PlayStation StoreやSteam、Oculus Storeなどのプラットフォームで配信されているゲームが44%、バンダイナムコのVR ZONEのようなアーケードVRのロケーションベースが35%でこの2つの分野が大半を占めている。他にも、メディアエンターテインメントが10%、インタラクティブエンターテインメント6%、その他が6%だった。
また、SuperDataはVRの市場規模は2020年で2016年の20倍以上である400億ドル(4兆4000億円)近くにまで成長すると予測している。
他にも、歴史上の各メディアとVRの普及率の比較や米国におけるVRへの関心率、各VRHMDの出荷台数予測のグラフもSuperDataのレポート記事に掲載されており、2499ドルで英語の詳細なレポートを購入することも可能だ。
(TEXT by ぱソんこ)
●関連リンク
・SVVR 2017 SuperData Infographic
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