Oculusの「Lucky’s Tale」にアクションゲームの未来を見た!【CEDEC振り返り】
8月26〜28日、日本最大のデベロッパーカンファレンス「CEDEC 2015」がパシフィコ横浜にて開催されました。今年もVRのセッション・出展が多数用意されておりましたが、その中からOculus VRのブースの様子をお届けしましょう。
Oculus VRでは最新試作機である「Crescent Bay」を用意
リアルタイムストラテジーの「AirMech」、シューティングの「EVE: Valkyrie」、アクションゲームの「Lucky’s Tale」と3種類のデモを体験できました。今回はGear VRのようにホーム画面も用意されており、着実な進化を実感します。
Crescent Bay自体は日本でも何度か展示されていますが、コンテンツが変われば体験自体の印象もガラッと変わるのがVRヘッドマウントディスプレーの面白いところです。PANORAの広田とさまざまなVRコンテンツを体験してきている主婦姉さんで各アプリの感想を語っていきます。
キャラがこっちを気にかけてる感じが○
@kure_kure_zo というわけで、PANORAで主婦姉さんにお願いしているアプリレビュー。今回は特別編として、CEDECに展示されていたOculus Riftなどのデモについて呟いていければと思います。
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kure_kure_zo 最新試作機の「Crescent Bay」で体験できたのは、AirMech(エアメック)、EVE: Valkyrie、Lucky’s Taleと3種類ありましたが、主婦姉さんが一番面白いと思ったのは何でした?
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kawauso3 どれも面白かったですけど一番はlucky'Tale でもAirMechも 一番難しい
— kure (@kure_kure_zo) August 31, 2015
米PLAYFULがOculus Rift専用に開発している「lucky'Tale」。同社のサイトを見るとかなりの人数が開発に参加してるみたいです。
@kure_kure_zo お、ではlucky'Taleからいきましょうか。説明員さんに「マリオみたいなアクションゲームです」と説明されましたが、個人的にはソニックを連想してしまいました。主婦姉さんが一番響いたところはどこでしょうか?
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kawauso3 生きてる!って思えたとこですね。動かしてるのは自分だけど キャラクター自体が動いてるかのように思えたとこです。
— kure (@kure_kure_zo) August 31, 2015
@kure_kure_zo 目の前にキャラクターがいる実在感っていう? 確かにしっぽで攻撃したり、ジャンプしたりと、動きが可愛いですね。動くミニチュアをみてる感覚にも近いのかな
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
タイトル画面がミニチュアの島になっており、キツネのキャラクターなどに近寄ってじっくり眺めることが可能だ。
操作はXbox Oneコントローラーを利用。内容としてはフィールドを駆け回って……
尻尾で敵キャラクターを倒したり……
障害物を壊してコインをゲットしたりと、前知識なしでも遊べるアクションゲームとなっている
自分の目の前で炎が吹き出る演出に思わず「アチッ」と声が出てしまう。
@kawauso3 確かに動くミニチュアではあるんですが こっちを見るところや 割と簡単に動かせるところ 同じ空間にいてこちらを気にかけてる感じが 単なるミニチュアや今までのマリオやソニックとは違うと感じました
— kure (@kure_kure_zo) August 31, 2015
@kure_kure_zo こちらを気にかけるところというと!?
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kawauso3 ちょいちょいこちらを見るとこです 何もしないと必ず見てますよね
崖登った後とか こちらは追いかけてる状態なので先に登りきって待っててくれてるように思えました
— kure (@kure_kure_zo) August 31, 2015
ゲーム中は忙しくて見ていられなかったですが、細かく観察するとジャンプ後に受け身を取ろうとしてるなど、キャラクターが生き生きとしてる感じが伝わってきます。
やられ顏もかわいい!?
@kure_kure_zo そーなのかー! ガンガン突き進んでいたので、気づきませんでした。そう、アクションゲームというとプレイ中は前ばかり見る感じなのですが、崖を登り切った後に、ふと後ろを向いてみると、自分が突破してきたところが見られるのがVRならではでいいなと思いました。
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kure_kure_zo 普通のゲームだと、視点の操作が面倒そうですが、VRなら一瞬で振り返れるんで
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kawauso3 そうなんです。よそ見して次どっちに進もうかなと 動かしてたら 水に落ちてリトライになりました。
— kure (@kure_kure_zo) August 31, 2015
高台に登って通って来た道を振り返るのが楽しいのです。例えるなら、登山の山頂からふもとを眺める感じに近くて、達成感を高めてくれます。これもVRならではの新感覚
あーっ
ドボーン……。
アクションゲームの新しい切り口になるVR
@kure_kure_zo 水w ちなみに主婦姉さんって過去にアクションゲームってどんなの遊んできましたか?
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kawauso3 マリオとドンキーとカービィと アクションゲームは苦手な方で 遊ぶけどもクリアした事ないと思います。
— kure (@kure_kure_zo) August 31, 2015
@kure_kure_zo あ、じゃあ割と苦手なんですね。それでもキャラの動きがあって楽しく遊べたみたいな部分はありますか?
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kawauso3 しっぽを振って攻撃や 二段ジャンプ ホタテ貝みたいのに乗ってジャンプすると高く飛べたりとか 割と適当にボタン押してても進めますね 多分普通のモニターでやる3Dゲームより動かしやすいです。
— kure (@kure_kure_zo) August 31, 2015
二段ジャンプもできる。
@kure_kure_zo 確かに同じアクションゲームでも、普通の平面モニターと違う感覚で「やりやすい」という印象を受けました。顔を動かして簡単に見舞わせるからなのかなとパッと思いましたが、主婦姉さんはどう考えますか?
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kawauso3 行きたい場所に行けますね モニターだと斜めに進んだりぶつかったりがよくありますし それがないです
どっちにいくかどう進めるかを見回すだけでできるの楽です
距離感も掴みやすいです
— kure (@kure_kure_zo) August 31, 2015
@kure_kure_zo あー!確かに!例えばマリオが2Dから3Dのフィールドを自由に歩き回れるように進化して多くの遊び方を提案できたように、3DからVRに発展するとさらに今までなかった楽しさが掘り起こされるイメージです。
— Minoru Hirota (@kawauso3) August 31, 2015
@kawauso3 確かに!
— kure (@kure_kure_zo) August 31, 2015
*次回はAirMechの座談会をお届けします
●関連リンク
・PLAYFUL
・CEDEC 2015