GoPro、8K/3D360度映像を撮れる「ODYSSEY」を発表
GoProは現地時間の8日、3Dで360度動画を撮影できるシステム「Odyssey」を発表した。価格は1万5000ドル(約180万円)。ウェブサイトより応募し、選ばれたクリエイターに年内に発送される予定だ。
Googleが今年5月の「Google I/O」にて発表した「Jump」プラットフォームに基づいている。カスタムファームウェアを適用した16台の「GoPro Hero 4 Blackエディション」を使って2.7K/4:3モード/30fpsで撮影し、2K×2K/150Mbps、または8K/600Mbpsの動画として出力できる。XLRコネクターを経由し、電源を供給しながらの撮影も可能だ。本体サイズは294.6×65.8mm、重量は6.57kg。
キットにはリグや16枚のmicroSDカード、ケーブル、同期用のバックパックユニット、ペリカン製ケース、Zoomのマイク「H2N」、保証とサポートが含まれる。
Odysseyで撮影された動画。最大3840×2160ドットの解像度で表示可能だ。Odysseyのシステムでは上下にカメラがないが、上と下は後処理で映像を補完しているようだ。