メタップスリンクスがB.LEAGUEの2チームと提携 VR活用時のマーケティング戦略研究など
メタップスリンクスは、プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」所属チーム「西宮ストークス」の兵庫プロバスケットボールクラブ、および「東京エクセレンス」のTE・Sと戦略的業務提携を締結したと発表した。VR活用などを含めたマーケティング戦略の共同研究をはじめ、さまざまな取り組みを実施していく。
「B.LEAGUE」に所属する「西宮ストークス」と「東京エクセレンス」の東西2チームとの業務提携を行うことにより、エンターテインメント性の高い屋内興行においての地域特性も鑑みた新たな収益構造の創出や、新技術(VR/AR、屋内OOH)を活用したユーザー体験の提供から得られるデータを用いたマーケティング戦略の研究開発を進める。
●具体的な取り組み(一部)
・プラットフォーム戦略を軸にしたスポーツビジネスの支援
チームやリーグ、またほかのマイナースポーツへの支援も視野に入れ、スポーツビジネスの規模拡大の加速を目的に、メタップスリンクスが強みとするデータを軸にしたプラットフォームビジネス展開とテクノロジーを活用した新しいサービスを提供するべく共同研究を推進する。
・VR活用やアリーナ内OOHを活用したマーケティング戦略の共同研究
新しいスポーツ観戦のひとつとして注目されているVR領域への本格参入や、デジタルサイネージなどを用いたアリーナ内における独自のユーザー体験の提供を行い、得られるデータを軸に新たな収益モデルの創出とマーケティング戦略の共同研究を実施する。
※OOH=Out Of Home media=自宅外の交通広告や屋外広告の総称。
・プロスポーツ興行におけるデジタルマーケティング領域でのコンサルティング支援
新興企業であるプロスポーツチームに対するデジタルマーケティング領域におけるコンサルティング支援を通じて、スポーツビジネスの最大化と顧客データの資産化を促進する。
同社は、VRやAR、IoTに代表される目先の新たなテクノロジー基盤を活かしたコンテンツ提供、また、それらを通じたデータを軸に、競技力向上や興行面におけるエンターテインメント性の向上は今後必要性が増していくと予測。今後も引き続き、これまで培ってきた事業基盤を活かし、さまざまなチームやリーグ、競技団体に対する事業支援を強化していく。また、今回の提携によって、同社の強みであるプラットフォーム戦略×ゲーミフィケーション×データの知見を活かし、2020年東京五輪に向けスポーツビジネスの成長、発展を実現していきたいとしている。
●関連リンク
・メタップスリンクス ウェブサイト
・西宮ストークス ウェブサイト
・東京エクセレンス ウェブサイト