超歌舞伎や大相撲、蓮舫など盛りだくさん 「ニコニコ超会議2017」VR・AR関連ブースまとめ
2017年の今年も4月29日〜30日にかけてニコニコ超会議が開催される。「ニコニコのすべて(だいだい)を地上に再現」がコンセプトで、人気生主のステージやユーザー参加型の歌・踊りのステージ、ライブ、さらには企業だけでなく自衛隊や在日アメリカ軍、各政党までブース出展するというカオスなお祭りになっている。前身であるニコニコ大会議をパワーアップしての初開催は2012年。2015年からニコニコ超パーティーは別日程での開催となったものの来場者数は増え続け、同年と昨年は15万人を突破している。
そんなニコニコ超会議には毎年、VR・AR関連のイベントや出展も多い。そこで今回は、VR・AR体験ができるスポットをピックアップ。最新技術を思う存分体験しよう!
赤い囲みを付けたブースでVR・AR関連のイベントを行っている。歌舞伎関連は幕張イベントホールにて実施。(クリックで拡大)
昨年人気だった初音ミクと中村獅童氏によるコラボ歌舞伎。昨年「分身の術」で話題となったNTTの最新テクノロジー・イマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」が、1年の研究を経て進化。さらにMicrosoftのMRヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」を使った同期コンテンツ配信システム「DAHLES」を用いて、歌舞伎と共にニコニコ生放送のコメントや舞台演出を鑑賞するという試みも行われる。ただし、台数に限りあり。同ホール内では、あたかも歌舞伎俳優になったかのような体験が楽しめる「超変身歌舞伎」も展示する。
【場所】NTT超未来研究所episode4『NTT ULTRA FUTURE MUSEUM 2017』(HALL 2 A12)
4回目の出展となる今回は昨年よりも規模を拡大。AI/映像/音響/振動といった最新技術のデモンストレーションのなかで、VR関連の展示も予定している。
【場所】大相撲 超会議場所(HALL 5 B62)
【企画】大相撲 ニコニコVR場所
自分が力士になったかのような疑似体験を味わうことができるVRコーナー。力士の大きさ、力強さを目の前で体験できる。
【場所】超ボーカロイドエリア(HALL 8 C12)
【企画】初音ミク超会議ステージ2017
今年8月31日で10周年を迎える初音ミク。本ブースではそれにちなんだ企画やマジカルミライ2017関連の展示を予定している。29日のステージイベントでは、「Mikulus」や「MikuMikuAkushu」 を制作したGOROman氏と、加速式ミクの生みの親である加速サトウ氏による「VR×初音ミクステージ」を13時から開催。最新VRデモの実演も見られるかも!?
【場所】超・超人スポーツ(HALL 7 C2)
【企画】HADO
体を動かしながら手のひらからエネルギー弾を発射し、相手の攻撃はバリアで防ぐ! 相手と3vs3の対戦ができる最新ARバトルで遊べる。7歳以上から遊べるので子どもにも好評。
【場所】超ニコニコ未来開発(HALL 3 A20)
【企画】最新デバイスを装着してニコニコが融合した風景を体験!!
2008年、ニコニコ大会議向けのプロモーションムービーとして作成された動画には、ニコニコメガネなるアイテムが登場する。メガネをかけると現実世界にコメントが流れるというもので、当時はあくまでフィクションだった。しかし5年後、2013年に開催したニコニコ超会議2でなんと初展示。それと別物になるか、進化形になるかは不明だが、今年は部屋のいたるところにコメントが流れるだけでなく、PC画面で再生している動画の3Dモデルが現実世界にいるように見えるとのことで期待が高まる。
【場所】自衛隊ブース(HALL 2 A3)
【企画】ブルーインパルス360度動画体験『BIve-ビィブ- Blue Impulse virtual experience』
航空自衛隊の公式サイトからダウンロードできるブルーインパルス360度動画体験『BIve-ビィブ- Blue Impulse virtual experience』のSCENE 3をVRゴーグルで視聴できる。
【場所】ニコニコカーブース(HALL 1 A2)
【企画】VRホラーカー
ニコニコ超会議全国ツアー2016(レポート記事)で好評だった、完全オリジナルのホラーコンテンツ。スポンサーであるスズキの軽自動車「ハスラー」をラッピングしたニコニコカーに乗り込み、恐怖体験ができるというもの。
【場所】ユーザー応援企画(超まるなげひろば)(HALL 9 D12)
【企画】Japan VR Fest.
VR展示会「Japan VR Fest.」がニコニコ超会議に出張。梅田ジョイポリスに展示中のVR脱出ゲーム「エニグマスフィア」や、音楽に合わせて飛んでくる歌詞などを手で取って音楽を奏でるVR音ゲー「VR Rhythm Action SEIYA」などを展示する。2日間で計17団体が参加・展示するので、ここだけでもたっぷり遊べる。展示詳細はJapan VR Fest.のウェブページに一覧あり。
【場所】超まいくらひろば(HALL 9 D5)
【企画】マイクラVRブース
大人気ゲーム「Minecraft」のリアルイベント。ここでしかない同人ブースが多数出展し、VRでのマイクラも楽しめる。
【場所】JOYSOUND in ニコニコ超会議2017(HALL 4 B61)
【企画】VRカラオケ「JOYSOUND VR」体験コーナー
業界初のVRカラオケ「JOYSOUND VR」の無料体験会を実施。アーティストやアイドルをすぐそばに感じられる。ほかにも、来場者が自由にステージに上がってカラオケができたり、オリジナル楽曲作成イベント、新感覚楽器アプリ「KAGURA」とのコラボレーションステージ、プレゼントがもらえるクイズイベントを行う。
【場所】BotsNewで超VR! ドラゴンボールZ(HALL 4 B30)
スマホ装着型VRゴーグルで本格VR体験ができるBotsNew。その新コンテンツである「BotsNew Characters VR ドラゴンボールZ」を発売前に体験できる。
【場所】360度写真で超会議を体験!- OPTO VR(HALL 4 B33)
英国ロンドンにあるOpto社の新型VRゴーグルを使って、会場の様子をVRで見ることができる。
【場所】洲本の魅力360°!? 超VR劇場(HALL 4 B43)
【企画】ふるさと洲本市4つの魅力VR動画
兵庫県洲本市の魅力をVR動画でアピール。Gear VRを使って空中散歩を体験できる「空撮編」のほか、「ふるさと編」、「田舎暮らし編」、「子育て編」、「観光編」のストーリー動画も楽しめる。「ふるさと編」には女優の武田玲奈さんも出演する。このほか、同市出身のゲームデザイナーである堀井雄二氏にちなんだふるさと納税お礼の品「ドラクエグッズ」などの展示もある。
【場所】岩手県(HALL 4 B40)
【企画】岩手の若者が超会議参戦!
盛岡情報ビジネス専門学校の生徒らが作成したVRゲームの展示・体験を実施する。
【場所】ピリッと辛党!自民党(HALL 5 B56)
【企画】ぐるっと360 自民党本部に行ってみた。
今井絵理子参議院議員が自民党本部をご案内。総裁室や幹事長室など、なかなか入れない政治の現場をVRで体験できる。ほかにも、歴代総理もクセになる自民党本部の食堂でしか食べられない「自民党カレー」が無料で試食できる。
【場所】民進党(HALL 5 B54)
【企画】VR蓮舫 〜なんか超刺激欲しいーって貴方、ここに駆け込め!〜
そして最後のご紹介はこちら。参議院議員である蓮舫氏の厳しい追及を耐えるVRコンテンツ「VR蓮舫」を体験できる。発表直後から話題になっており、ニコニコ超会議PRコンテストの事前人気投票ではなんと1位。歴代大臣が体感した厳しい追及にあなたは耐えられるか!?
*ニコニコ超会議2017の取材まとめはこちら
●関連リンク
ニコニコ超会議2017