テックファーム、ホテル客室タブレットと個人スマホ連携決済サービス開始 VRコンテンツ配信
テックファームは、ミライトと業務提携し、提供しているホテルや旅館の客室設置型タブレット「ee-TaB*(イータブ・プラス)」にて、デジタルコンテンツや地域特産品などをスマートフォンで決済・購入できるサービスを提供開始した。第1弾は、ベストウェスタン東京西葛西グランデにおける「VRコンテンツ視聴体験サービス」で、インターピアの「VR THEATER」も参加している。
第1弾として導入された「VRコンテンツ視聴体験サービス」は、映画の撮影地巡礼や漫画のキャラクターとの冒険など、さまざまなコンテンツを体感できる。視聴体験サービスでは、客室用にレンタルされるVRゴーグルを装着。提供コンテンツは、インターピアの「VR THEATER」から厳選された作品をはじめ、1本あたり7分から15分の有料のコンテンツ(300円~)を16本、無料のコンテンツを12本用意し、順次追加していく。
今後は、VRコンテンツに限らず、化粧品などのアメニティサンプルを客室内に設置し、気に入ったものをイータブ・プラスで閲覧し、個人のスマホで購入できるサービスや、免税品の場合は空港で受け渡しできるサービスなども展開予定。また、観光案内サービスや地酒・伝統工芸品などの地域に根ざしたサービスや特産品なども提供・販売し、インバウンドニーズへも対応する。
「イータブ・プラス」を設置している全2768室に順次導入していき、2018年3月には倍増を目指す。客室内課金サービス拡充により、ホテル利用者の満足度向上に加え、導入ホテルや旅館の売上増加も期待できるとしている。
●関連リンク
・イータブ・プラス 紹介ページ
・テックファーム ウェブサイト