キッズプレートが中国・レアリズ社と業務提携 フリーロームロケーションVR事業を強化
キッズプレートは、広い空間で複数人がVR体験を同時にできるフリーロームロケーションVR事業を強化するため、空間認識に必要な高性能のカメラセンサーを開発する中国・レアリズ社と業務提携したと発表した。レアリズ社の光学式モーショントラッキングシステムの日本国内販売代理のほか、VRコンテンツの開発、導入を行う。
キッズプレートは、AR/VR事業を主軸としたアプリ開発や360度動画撮影などのコンテンツ作成、VRを使ったイベントのプロデュースなどを手掛けている。同社は、複数人が同時に同マップでのVR体験を実現させることによって、幅広い産業に対応することができ、VR市場がより活性化すると考え、今回の業務提携に至った。
現在のVRデバイスは主に個人向けに開発されている場合が多く、業務・産業用途においてそのまま利用することが難しい場合も少なくない。光学式モーショントラッキングを使うことで、チーム活用しやすいフリーロームVR環境は構築しやすくなる。
尚、東京ゲームショウ2017にも出展を予定しているとのこと。
●製品スペック
・200個以上のマーカーを同時追跡/処理する高性能カメラによる最低限レイテンシー。
・マルチカメラ管理システムによるデータ処理の最適化。2.9msのレイテンシーまで短縮させVR内での同期体験を最優先に確保。
・1~20人による多人数参加を実現。
・対応できる空間の大きさ(5平米~500平米以上)
・ 利用用途の多様性(ゲーム、医療、防災、教育、工業、展示、ロボット、軍事など)
- VR活用による商業施設の集客強化
- VR活用による技術トレーニング
- VR活用による災害体験
- VRを使った教育プログラム
・リーズナブルな価格帯
●関連リンク
・キッズプレート ウェブサイト