ファンタジーから超現実まで! 「A 5th of BitSummit」で見かけた粒選りVRタイトル紹介

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5月20日~21日に京都・みやこめっせで開催された「A 5th of BitSummit」。今回は各社ブースで見かけたキラリと光るVRタイトルを紹介したい。

 

 
「Paper Garden」(Vitei Backroom)

 

「Modern Zombie Taxi Driver」のVitei Backroomによる新作VRタイトルは紙飛行機をOculus Touchで飛ばし、ターゲットに当てて世界に色を取り戻すという内容のタイトル。紙飛行機は投げた後もOculus Touchである程度のコントロールが可能となっている。ステージ内にはターゲット以外にも風船や青い光といったアイテムがあり、それに当てることで様々な効果が得られることも。これらのアイテムから考えると、将来的にはステージクリア型のノルマ付きのゲームになるようだ。

 

 
「VRレイトレーシングデモ」(グランディング)

 

コンシューマーから、スマホ、アナログゲームまで手掛けるグランディングからは「レイトレーシングデモ」なるVR体験が出展されていた。どういうゲームかというと、鏡を見ながらボールを土管に入れていくというシンプルなもの。

ただし、“ボールは実際の空間には見えず、鏡にだけ映る”というもので、見えないボールを手を使って上手に誘導させて土管に入れるというテクニックが必要とされる内容だった。ちなみに操作はOculus Touchを使用するが、ボールは掴めません! ズルはできないってことですな(笑)

現時点では商品化するかは未定のようだが、同社が開発する「スペースチャンネル5 VR」のVRと合わせて続報を待ちたい。

 
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「Fantastic Contraption」(Radial Games/Northway Games)

 

 

ブラウザゲームとして開発された「The Incredible Machine」スタイルの物理パズルゲームがVRでリリース。日本ではPlayStation VRでローカライズされて発売されることが決定した(現時点でPC版は未ローカライズ)。

猫のおなかやおへそからいろいろな道具を出して機械を作り、特定の目標を目指すというゲーム。今回は序盤の数ステージを体験できたのだが、単に車などの機械を作って目的地に到達すればいいというものではなく、ゴールに必要なアイテムを運搬したり、特定のギミックを動作させる装置を組み込んだりとなかなか難しい。

それだけにゴールにたどり着ければかなり達成感のあるゲーム。なお、操作にはPlayStation Moveを使っていた。発売時期は2017年第2四半期の予定。

 

このようなゲーム内テキストは、出展バージョンでは日本語になっていた。

 
 
●関連リンク
VITEI BACKROOM
グランディング
Fantastic Contraption

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